晴れ晴れ生活のつくりかた研究室

プロカウンセラー歴15年以上のアラフォーパパのブログ。読者も私も前向きになれる記事を書きたい。純粋な気持ちです。

【電車の座席】譲る派?譲らない派? 執着しない派をおすすめします!

   あなたは老人や子ども、妊婦さんなどに電車の座席を譲りますか…? 

 

   先日、帰宅途中の電車で座席に座っていたのですが、後から乗車してきた老人が、私の目の前に立ちました(優先席ではありません)。見た感じは、お元気そうなお爺さんです。

 

   私はかなり疲れていたこともあって…

何の迷いもなく座り続けることを選択しました。一片の曇りもなく心爽やかに。

 

   あなたは、私に対して、「ひどい!!薄情者!」とか「多少は悩めよ」などと思いますか? それとも「優先席ちゃうし、当然でしょ」と思いますか?

 

   こういう話になると「譲る派」「譲らない派」といった議論になりがちです。

 

   しかし、今日は、メンタルヘルスの観点では「譲る」「譲らない」はどっちでもよいこと、爽やかに行動を選択してほしいことについて、話をさせていただきます。

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シチュエーションを思い浮かべてください

   例えば、次のようなシチュエーションを思い浮かべて下さい。あなたはどうしますか?

 

  •    あなたは電車内の3人掛け席の真ん中に座ってる。
  •    両サイドも同じくらいの年齢の人。
  •    目的地まで、まだ1時間くらい残した駅で、妊婦さんが乗車。あなたの目の前に立った。
  •    妊婦さんは、何も言葉にしない。でも、チラチラと席に座るあなたを含めた3人に視線をやった。
  •    両サイドの2人は全く立ち上がる気配はない。相当の手練れらしく、さっそく寝たふりを決め込んだ。
  •    あなたは風邪で体調不良。マスクもしている。

 

   まずは、状況をしっかりと思い浮かべてください。その上で、席を譲るか譲らないかを考えてみてください。

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席を譲った方はこちら

   席を譲ったあなた、譲った後はどのような気持ちでしょうか? 次の中から当てはまるものをピックアップしてください。複数選択可です。

 

  1. 「人のためになることができた」などの満足、誇り、喜び
  2. 「妊婦さんが休めて良かった」などの安堵、気遣い、喜び
  3. 「座り続けるのはバツが悪かったので解放された」などの安堵、解放感
  4. 「本当は座りたかったのに…しんどい。運が悪い」などの不満、悲観
  5. 「両サイドの2人が譲れば良かったのに」などの失望、怒り
  6. 「そもそも当然」とルーティン作業のように何も感じない

席を譲らなかった方はこちら

   席を譲らなかったあなた。妊婦さんが目の前にいる間、どのような気持ちですか? 次の中から当てはまるものをピックアップしてください。複数選択可です。

 

  1. 妊婦さんに対して、申し訳なさ、後ろめたさ、罪悪感などを感じる
  2. 周囲の目を気にして、恥ずかしさ、怯えなどを感じる
  3. 両サイドの2人に対して、「私は体調が悪からあなた達が譲るべき」といらだちや怒りなどを感じる
  4. 両サイドの2人も座っているため「私だけが悪いわけじゃない」という安心感をもつ
  5. 「優先席じゃないから譲る必要はない」「妊婦さんも運動は必要」などと、正当性を考える
  6. 特に何も感じない

気持ちがスッキリしているかが大切

   あなたは譲る、譲らないのどちらを選びましたか?  また、その時の気持ちは、どれが当てはまりましたか?

 

   一つだけ当てはまる方もいれば、1~5すべての気持ちになった方もいるかもしれません。

 

   例とは異なる気持ちになった方もきっといますよね…

 

   私は、譲る譲らないのどちらが正しい!とかどちらをお勧めする!とか、そういう意見を押し付けるつもりは全くありません。

 

   純粋に、「席を譲る」を選択した方に対しては、妊婦さんは楽になったでしょうし、体調が悪い設定なのに素晴らしいな~と思います。

 

   一方、「譲らない」を選んだ方も、その人の事情があるでしょうし(そもそもこの例は、自分が体調不良という設定です)、全く悪いと思いません。私自身も譲らない可能性があります。

 

   では、私が何を大事にしたいかというと…

席を譲ったにせよ、譲らなかったにせよ、行動した後に、気分がスッキリしていますか?

   ということです。

ネガティブな執着に要注意

   最近はメンタルヘルスに禅の考え方が活用されていますが、その中で、いかに執着を捨てられるか? が、ポイントになります。 

しゅう‐ちゃく〔シフ‐〕【執着】
[名](スル)《「しゅうじゃく」とも》一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。「金に執着する」「執着心」

出典:小学館

   もちろん、執着がモチベーションに繋がるものなら歓迎なのですが、ネガティブな思考や気分に繋がるものが厄介なんです。

 

   今回の事例でいうと、席を譲った方について、4と5のネガティブな気持ちになった場合、これが乗車中、ずっと続いてしまったら、結構はストレスです。まさに執着の弊害です。

 

   理由はどうあれ、良いことをしたのだから、その後は気持ちを切り替えて、スマホで好きなブログをみたり、音楽に集中したり、自分の今の時間を晴れ晴れと過ごしてほしいと思います。

 

   それを、「運が悪かったとか」「両サイドの奴らめ…」などと、譲らないといけなかったことに執着してしまうと、今の大切な時間に目が向けられなくなってしまいます。ストレスが溜まりますし、時間も勿体ないです…。

 

   どうしても「切り替えられない」、「執着を断ち切れない」という方は、メンタルヘルス上は、譲らないことを選択して良いと思います。

 

   一方、席を譲らなかった方は、1〜3がネガティブな気持ちになります。4〜5は、ネガティブな気持ちを軽減するための考え方といえます。

 

   すぐにネガティブな気持ちを沈め、例えばぐっすり眠る、スマホで動画を見る、本を読むなどに集中できる方は良いと思いますが、妊婦さんが目の前にいる間、譲らない理由探しや、後ろめたさ、恥ずかしさが続いてしまうのなら、その事には執着せず、気持ちを切り替えるべきです。

 

   気持ちを切り替えられず、引きずってしまうのであれば、いっそのこと、席を譲った方が、晴れ晴れとした気持ちで、スマホでラインをしたり、好きなブログを読めるかもしれません。

 

   私は、席を譲らない場合は、心の中で「薄情かもしれないけど、今日は体調不良なので譲らない事に決めました。ごめんなさい。」と、素直に罪悪感を受け入れ、その上で自分で選んだ事だからと、区切りをつけます。

 

   そうする事で、その後は堂々と自分の時間に集中できるようになります。

 

   「目をつぶって妊婦さんに気づいてないふり戦法」などをすると、そのままぐっすり眠れずに、目の前の妊婦さんの事が頭から離れず、ネガティブな気持ちに悩まされる可能性があります。

 

   目を背けてごまかすのではなく、自分が決断したことだ!と堂々とスッキリと、座っていただければと思います。

 

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   今日は席を譲る、譲らないを題材にネガティブな執着を断ち切ることの大切さをお伝えしました。

 

   「執着しない」というのは心の健康を考える上でキーワードの1つだと思いますので、今後も色々な事例でご紹介したいと思います。

 

  ぜひ「執着しない」を意識してみてください。

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気が強い攻撃的(アグレッシブ)自己表現の特徴は?自分や他人を傷つける…

   先日の記事で、あなたのコミュニケーションの傾向をチェックいただきました。

 

  「相手を自分の思うようにコントロールしたい」「不安になると、かえって強い言い方をしていまう」「自分の感情を抑えられない」などと思ったことはありますか?

 

   また、責めるような言い方をしてくる上司や家族に悩まさせることは有りませんか?

 

   本日は攻撃的(アグレッシブ)自己表現の特徴について解説します。

 

   攻撃的(アグレッシブ)自己表現については、当てはまらないと思っている方が多いです。しかし、実は、特定の相手や場面においては、知らず知らずにアグレッシブになっていることがあるのです。

 

   人間関係において、後悔しやすい自己表現の方法なので、ぜひ特徴を知っていただいて、アサーティブな自己表現を意識するきっかけにしていただければ幸いです。

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コミュニケーションの傾向のチェック 

   過去の記事で、自己表現の3つのタイプについてご紹介しました。併せて、20の質問に答えていただき、あなた自身の傾向を考えていただきました。

 

   必須ではありませんが、過去記事をご覧いただくと、より理解が深まります。

3つの自己表現のタイプ

   以下に簡単にまとめます。

①非主張的(ノンアサーティブ)自己表現
  •    自分よりも他者を優先し、自分は後回しにする自己表現。
  •    自分の思いを引っ込めてしまい、状況や周囲に流されてしまいがちな自己表現のタイプ。
②攻撃的(アグレッシブ)自己表現  
  •    自分のことだけをまず考えて行動し、時には他者を踏みにじることにもなる自己表現。
  •    ノンアサーティブとは反対のタイプ。
③アサーティブな自己表現 
  •    自分のことを第一に考えつつも、他者にも配慮する自己表現。
  •    前の①②の間のちょうどよいバランス。後悔のない爽やかな自己表現。

誰もが、どのタイプにもなり得る

    誰もが、時にアグレッシブ、時にノンアサーティブ、時にアサーティブと様々な面を持っており、その時々の場面、相手、生じている事柄などで変化しています。

 

   アサーティブな自己表現を行うには、あなたが「どのような場面、人、事柄の時に、どのような自己表現を行いやすいか」について、自己理解を深めていくことが大切です。

攻撃的(アグレッシブ)自己表現の心理状況

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   では、ここからが本題です。

 

   アグレッシブについて、「アサーション入門」(平木典子,講談社現代新書、2016)では以下のような特徴が挙げられています。

・「言いっ放しにする」「言い負かす」「命令する」「大声で怒鳴る」など

・相手を思い通りに操作しようとする表現(丁寧、優しい言い方を含む)

・相手の善意や同意につけ込み、自分の意見を通すことばかりを考える

・一見堂々としているようで、どこか防衛的で、必要以上に威張ったり、強がったりする傾向

・一時的には相手を従わせても、利害関係が無くなると孤立する可能性

・権威、知識、経験年数などを持つ方が陥りやすい

・自分の考えは優れいてる、自分の考えを通したいという心理

・実は相手への依存や甘えの心理が潜む

攻撃的(アグレッシブ)自己表現の傾向が強い場合に気を付けたいこと

   上記の特徴と重複する部分がありますが、Life&Mindの記事で原賀彩子さんが分かりやすく説明をしています。

・アグレッシブな関わり方というのは、あなたがそんなつもりはなくても、相手にはそう映ってしまう場合があります。例えば、あなたが部下や子どもを持つ立場のときなどです。

・立場が上であるというだけで、相手にしてみればすでに強い影響力を持ちます。企業でのパワハラがいい例ですよね。部下がパワハラだと感じたかどうかであって、あなたの「そんなつもりではなかった」は通用しないのです。

・相手がノンアグレッシブである場合には、なおさら目に見えぬ力となって萎縮させてしまう可能性があるので要注意です。

・あなたが多くの人に立場的に影響を持つ場合には、常にアサーティブであるよう心がける必要があるでしょう。 

攻撃的(アグレッシブ)自己表現の特徴のまとめ

   「ノンアサーティブな側面に比べると、アグレッシブな部分はあまりないかな…」と感じる方が多いと思います。

 

   しかし、「相手からするとアグレッシブに受け止められるかもしれない」というレベルで意識をしておく必要があります。特に、自分に余裕がない時や、手に依存している時に、アグレッシブになりやすいのです。

 

   前述の文献や記事に、私の経験を加えて考察すると… アグレッシブな自己表現を次の5点にまとめることができます

 

  1.    言い方に加え、自分の意見を押し通そう、相手を従わせようという思いがある。
  2.    相手の善意に甘えている部分があるため、言うことを聞いてくれる存在に対して、より態度が顕著になる(例えば、部下、家族など)。
  3.    伝えた側は満足しても、相手はストレスを感じるため、長期的には信頼関係を築けない。
  4.    信頼関係を気付けないので、かえって、周囲からの自発的な協力やサポートを得にくくなる。すると、一層アグレッシブな対応をしてしまうという悪循環になる。
  5.    その時は満足しても、結局は自分自身も傷ついたり、後悔する可能性がある。 

 

   また、アグレッシブとノンアサーティブは凹凸関係で、より両者の特徴が悪い方に促進されていってしまいます。アグレッシブな人に対して、ノンアサーティブな人はますます自己表現ができなくなる…するとアグレッシブな態度はもっと顕著になる…という構図です。

 

   主張を抑えられ続けたノンアサーティブな人が、抑うつ症状になったり、反対にある日突然、キレるなどのアグレッシブな態度に豹変することもあるかもしれません。

 

   アサーティブな対応をどちらかが(もちろん両方が出来ることが最善ですが)取ることで、悪循環から抜け出すことが大切となります。

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   いかがでしたか? ご自身に当てはまるという方もいれば、職場や家族など、周囲に当てはまる人がいるかもしれませんね。

 

   注意しないといけないのは、アグレッシブなことを自分では自覚し難い点です。

 

   例えば、口調が優しいためにアサーティブに見えても、実は、相手を説得しようとか、コントロールしようとする場合があります。

 

   また、特に部下や妻、子どもに対して無意識にアグレッシブなコミュニケーションを取ってしまっていることもありえます。

 

  ですので、アサーティブな自己表現をしっかりと意識しておくことをおすすめします。

 

  なお、不幸にもアグレッシブ傾向が強い上司に巡り合ってしまった場合は、ノンアサーティブでいることはますます状況を悪化させます。アサーティブなコミュニケーションをとることが自分を守ることにもなるのです。

 

  アサーティブなコミュニケーションを行うノウハウは、こちらの記事で紹介をしていますので、ぜひご覧ください。

 

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参考文献

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

 

参考サイト

あなたのタイプと傾向は?人間関係・伝え方の悩みに特効薬『アサーション』3つの基本

 

遠慮がちな人に多い非主張的(ノンアサーティブ)自己表現とは?ストレスに要注意。

   先日の記事で、あなたのコミュニケーションの傾向をチェックいただきました。

 

   人に気を遣って「自分の意見や気持ちを抑えてしまう」「その場の雰囲気に流されてしまう」などの非主張的(ノンアサーティブ)自己表現について、該当する点があった方も多いのではないでしょうか?

 

   今日は、日本人には特に多いとされる「非主張的(ノンアサーティブ)自己表現」の特徴を解説します。

 

   ストレスを蓄積しやすいのが特徴なので、しっかり理解して、アサーティブな自己表現への転換に役立てていただければ幸いです。

 

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コミュニケーションの傾向のチェック

   過去の記事で、自己表現の3つのタイプについてご紹介しました。併せて、20の質問に答えていただき、あなた自身の傾向を考えていただきました。

 

   必須ではありませんが、過去記事をご覧いただくと、より理解が深まります。

3つの自己表現のタイプ

   以下に簡単にまとめます。

①非主張的(ノンアサーティブ)自己表現
  •    自分よりも他者を優先し、自分は後回しにする自己表現。
  •    自分の思いを引っ込めてしまい、状況や周囲に流されてしまいがちな自己表現のタイプ。
②攻撃的(アグレッシブ)自己表現
  •    自分のことだけをまず考えて行動し、時には他者を踏みにじることにもなる自己表現。
  •    ノンアサーティブとは反対のタイプ。
③アサーティブな自己表現
  •    自分のことを第一に考えつつも、他者にも配慮する自己表現。
  •    前の①②の間のちょうどよいバランス。後悔のない爽やかな自己表現。

誰もが、どのタイプにもなり得る

   誰もが、時にアグレッシブ、時にノンアサーティブ、時にアサーティブと様々な面を持っており、その時々の場面、相手、生じている事柄などで変化しています。

 

   アサーティブな自己表現を行うには、あなたが「どのような場面、人、事柄の時に、どのような自己表現を行いやすいか」について、自己理解を深めていくことが大切です。

非主張的(ノンアサーティブ)自己表現の心理状況

   本日はここからが本題です。

 

   ノンアサーティブについて、「アサーション入門」(平木典子,講談社現代新書、2016)では以下のような特徴が挙げられています。

・「言わない」「言いそこなう」「言っても伝わらない」など。自信なさげな小さい声や消極的態度も含む

・「言ってもわかってもらえない」など、諦めの気持ちが潜む

・相手に理解されにくい。自分としては配慮したつもりでも、それは伝わらず感謝されない

・コミュニケーションの後、「分かってもらえなかった」「譲ってあげたのに」「惨めだな」などの思いが残る。その理由は、心から相手を配慮し、尊重して同意したり、譲ったりした場合とは違うから。

・「いい人」と思われる一方、「都合のいい人」ともみなされがち。

・頼りにされ、排除されることはないのと引き換えに、本心は心理的負荷を負い、メンタルヘルス被害に陥っていくことにもなりかねない。

非主張的(ノンアサーティブ)自己表現の傾向が強い場合に気を付けたいこと

   上記の特徴と重複する部分がありますが、Life&Mindの記事で原賀彩子さんが分かりやすく説明をしています。

・ノンアグレッシブ(※本記事でいうノンアサーティブと同義です)の関わりを続けていると、本当は自分の主張があるのに抑え込んでしまう、言いたくても言えない、わかってもらいたい欲求を抱えたままの状態になります。

・いずれ、そうした鬱屈した不満や欲求が爆発してしまう可能性が…。
・そうなると、不満の矛先は2つです。

・1つは相手に対して、「なぜわかってくれないのだ」という怒りになってぶつかる。
・もう1つは、自分の中で精神的な負荷となってメンタルダウンしてしまう。

・ノンアグレッシブタイプでいることは、決して優しさや協調性ではありません

・自分の主張を伝えないことは、相手との間に信頼関係が築けないということです。

非主張的(ノンアサーティブ)自己表現の特徴のまとめ

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   ノンアサーティブな自己表現において、最も注意すべきは、

「自分の主張を上手く発信できずに、ずっと相手に合わせ続けることで、心や体への負担が大きくなる」

   ということです。

 

   前述の文献や記事に、私の経験を加えて考察すると… ノンアサーティブな自己表現を次の5点にまとめることができます。

 

  1. 言語的なメッセージだけでなく、声や態度、多分表情など、非言語のメーセージも消極的になる。
  2. 配慮している気持ちが相手に伝わらないので、やるせない結果になる。
  3. その場の対立を避けるために、時に必要な方法。しかし、継続すると相当のストレスが蓄積していく。
  4. 自分だけでなく相手も大切にできない心理状態になる危険がある。(例えば、突然感情が爆発してキレるなどもあり得る)
  5. 誰も傷つけていないのに、何も悪くないのに、自分自身に負担が重なる切ない状況が続く。

 

   私は、自己紹介の記事で、「以前に周囲を意識しすぎて、周りも自分の望まない辛い結果になったこと」「それが物凄い後悔だったこと」などを話しました。その時の私は、ノンアサーティブな自己表現をしていたのだと思います。

 

   なので、現在はアサーティブな自己表現を心掛けています。自分のストレスは減りましたし、人間関係についてプラスの変化を実感しています。

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   本日は非主張的(ノンアサーティブ)自己表現の特徴について、具体的に解説をしました。

 

  繰り返しですが、一番のポイントは

「自分の主張を上手く発信できずに、ずっと相手に合わせ続けるため、心や体への負担が大きくなる」

  ということです。

 

   最後に、セミナーなどで、「心から相手に合わせたいと思っている人であれば、全く問題はないのでは?」という質問を受けることがありますので、補足します。

 

   確かに本人が「周囲に合わせたい」と自ら選択していて、自分の気持ちを伝えた上で周囲に同調しているなら、全く問題ありません。むしろ、アサーティブな自己表現と言えます。

 

   同じように相手を気遣っていても、自分の気持ちを表現できないノンアサーティブの場合は、相手にはあなたの気持ちや気遣いは理解されないのです。ただの受け身のように思われてしまっています。

 

   あなたの気持ちが相手に理解されれば、相手のあなたに対する関わり方も変わります。アサーティブなコミュニケーションができると、お互いに相手を理解し合い、歩み寄るようになります。

 

   しかし、ノンアサーティブな自己表現のままでは、よほどの人でないと相手があなたに歩み寄ってくることはありせん。長い目でみれは、あなたのストレスが蓄積していく可能性が高いのです。

 

   ですので、ぜひアサーティブな自己表現を意識してみましょう。日頃のコミュニケーションについて、ストレスの少ないさわやかなものにしていただければ、幸いです。

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アサーティブな自己表現を行うノウハウはこちらの記事にまとめています。

参考文献

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

 

参考サイト

あなたのタイプと傾向は?人間関係・伝え方の悩みに特効薬『アサーション』3つの基本

気持ちを上手に伝えるには?3つのステップでアサーティブな自己表現に!

   あなたは、「自分の気持ちを上手く伝えられない」「相手と衝突してしまう」「遠慮してストレスを溜めてしまう」等の悩みを抱えていませんか?

 

   「もっとスムーズに自分の意見や気持ちを言いたい」と思いませんか?「もっと相手と分かり合いたい」と願いませんか?

 

   過去の記事では3つの自己表現のタイプについてご紹介し、アサーティブな自己表現の大切さをお伝えしてきました。

 

   この記事では、実際に、アサーティブな自己表現を行うためのステップについて、ご紹介します。

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3つの自己表現のタイプ

   まずは3つの自己表現について、概要を振り返ります。

①非主張的(ノンアサーティブ)自己表現

  •    自分よりも他者を優先し、自分を後回しにする自己表現。
  •    自分の思いを引っ込めてしまい、状況や周囲に流されてしまいがちな自己表現のタイプ。
  •    心理的負担が蓄積し、メンタル不全にもつながる懸念。

②攻撃的(アグレッシブ)自己表現

  •    自分のことだけをまず考えて行動し、時には他者を踏みにじることにもなる自己表現。
  •    ノンアサーティブとは反対のタイプ。 
  •    孤立感、後悔、イライラなどにより葛藤する可能性がある。

※  ノンアサーティブとアグレッシブは凹凸関係で、互いの悪い特性がより顕著になる。

③アサーティブな自己表現

  •    自分のことを第一に考えつつも、他者にも配慮する自己表現。
  •    前の①②の間のちょうどよいバランス。互いにストレスのない爽やかな自己表現。

誰もが、どのタイプにもなり得る

  •    誰もが、時にアグレッシブ、時にノンアサーティブ、時にアサーティブと様々な面を持っており、その時々の場面、相手、生じている事柄などで変化している。
  •    アサーティブな自己表現を行うには、「あなたがどのような場面、人、事柄の時に、どのような自己表現を行いやすいか」について、自己理解を深めておくことが大切。

※あなたの特徴をチェックするために、ぜひ過去記事をご覧ください。

意識と行動をアサーティブにすることが大切

   では、どうしたら、アサーティブな自己表現をスムーズに行うことができるのでしょうか?

 

   あなたは、話す内容、話す時の表情や態度、話すタイミングなど、「伝え方のノウハウについて知りたい!」という気持ちを持っているかもしれません。

 

   伝え方はもちろん大切です。しかし、伝え方に関するノウハウと同じくらい大切なことがあります。

 

   それは、あなた自身の考え方をアサーティブにすることです

 

   言い方を変えると上辺だけのノウハウでは、本当の意味でアサーティブなコミュニケーションを行うことはできないと私は思っています。意識と行動を両立させる必要があります。

アサーティブな自己表現のステップ

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   ここからは、アサーティブな自己表現を行うためのステップについてお話しします。

 

    次の書籍を参考にしつつも、15年以上職場のメンタルヘルスに関するカウンセリングやセミナーを続けてきた経験から、より実践的にお伝えしていきます。

  • 「アサーション入門」(平木典子,講談社現代新書、2016)
  • 「改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために」(平木典子、金子書房、2009)

コミュニケーションは伝え手と受けての2つの場面がある

   まず、大前提として、コミュニケーションは相手との双方向のものです。したがって、最初はどちらかが「伝え手」で、どちらかが「受け手」になります。

 

   ですので、自己表現をする機会は、①こちらから伝える場面と、②相手から伝えられたことを受けた上で伝え返すこと、すなわち、先手と後手の大きく2つの場面になることを押さえておきましょう。

アサーティブな自己表現を行うための3つのステップ

   いよいよ、アサーティブな自己表現を行うためのステップです。

 

   先程は、意識と行動を両立させるなどと、難しいことを言いましたが、実は、この3つのステップを意識して実行するだけで大丈夫なんです。

 

  1. 自分の気持ちや考え方を確かめる
  2. 正直に言語化する
  3. 相手の反応を受け止める

 

   さらに、先手、後手、どちらのパターンでも同じステップです。とってもシンプルですよね。

 

   ここから3つのステップについて、ポイント具体的に説明します。ぜひ、取り入れていただければ、嬉しいです。

①自分の気持ちや考えを確かめる

   すべてはここが出発点です自分の気持ちが分からないと、アサーションのスタートラインにも立てません。

 

   過去記事でも触れていますが、自分がどうしたいのか?今どう感じているのか?

 

  •    例えば、嬉しい、悲しい、不安、緊張などの感情
  •    例えば、相手にこうしてほしい、自分はこれを望んでいるなどの思考   など。

 

   まずは自分の気持ちにしっかりと向き合います。それが、綺麗な感情や思考じゃなかったとしても…。

 

   もし、自分の気持ちに目を向けず、「相手はどんな気持ちだろう?」「どうしたら相手を納得させられるか?」などと、相手にばかり気をとられると、ノンアサーティブやアグレッシブな自己表現になる傾向が強まってしまうからです。

 

   でも、意外と、自分の気持ちや考えが分からない時ってありませんか? 「何で自分はこれを相手に伝えたいのか?」「何か気持ちがモヤモヤしているけど、どう表していいか分からない」とか…

 

   慣れるまでは、すぐに自分の気持ちを整理することは難しいかもしれません。

 

   特に、相手から話しかけられる場合、つまり受け手(後手)になった場合は、事前に準備が出きるわけでもないので、会話の一瞬の中で、気持ちを整理しないといけません。

 

   それでも日頃から意識する習慣をつけることで、必ず成果は出てきます。

 

   大切なのは、言葉にできない曖昧な気持ちや、「嬉しくもあり、寂しくもある」などの相反する感情、ジレンマに気づくことです。

 

  「難しそう…」と思ったあなた、自分が伝え手(先手)になる時であれば、自分の気持ちや考えを確かめておく時間を取りやすいので、まずはそこから始めてみましょう

②正直に言語化する

   次に、①で確かめた自分の感情や考えを、正直に、率直に伝えるようにします。

 

   このとき、自分の語彙や知識、経験などを総動員して、もっとも自分の気持ちを適切に伝えられる言葉を用いるわけです。

 

   私はあまり語彙が豊かでないので、変に難しい熟語などを用いると、言いたいこととズレてしまいます。なので、できる限り具体的に伝えるようにしています。

 

   ここで、「えっ?正直に伝えたら、ダメな時もあるでしょ?」とか、「どうしたいか、自分の気持ちが決まっていない場合もある…」と、あなたは思いませんでしたか?

 

   例えば、相手の強引な誘いに対して、「何でそんな誘い方をするんだ?」と不快に感じた時、「何でそんな誘いをすんだ!」という言い方は正直ではありますが、相手を非難するアグレッシブな表現です。アサーティブな表現であれば、「急に強く誘われて正直困惑しているのだけど…理由を教えてくれない?」といった、「困惑」という自分の気持ちを素直に表現するイメージです。

 

   また、誘われたことに対して、付き合うか付き合わないか迷ってしまう時、自分の気持ちが決まらない時は「正直、私自身も迷っていて、どうしたら良いかすぐに決められない。誘う理由を教えてほしい」といった表現になるわけです。「わからない」「迷っている」という自分の気持ちを素直を表現するのです。

 

   つまり、相手がどうこうというのは、置いておいて、「自分の気持ちは〜なんだ」というスタンスに集中するのがポイントです。

 

①②を事例で考えてみましょう

   次の場面を想像してください。

 

   あなたは、悩み事を抱えており、ずっと同僚のAさんに相談したいと思っていました。意を決して、今日、仕事後の食事に誘うことにしました。でも、Aさんはとても忙しそうで、迷惑かも?とあなたは心配しています。

 

   あなたはどのように声をかけますか?

   

   この時、「Aさんにどう思われるか?」の思考に引っ張られてしまうと… 遠慮の気持ちから「もしよかったら今日食事でもどう?あっ、大した要件じゃないから、忙しければ全然断ってくれていいけど」という言い方をするかもしれません。これは、ノンアサーティブな自己表現です。

 

   Aさんの気分を害することはないと思います。しかし、もし断られた場合、あなたは「もっとしっかり誘えばよかった…相談できなかった…」などど、自分の気持ちを抑えたことを後悔する可能性があるでしょう。

 

   反対に、「Aさんは忙しそうだけど、絶対に話を聞いてもらわなきゃ困る。何とか説得しよう!」と相手をコントロールしようとすると、アグレッシブな自己表現になる可能性が高まります。

 

   Aさんの了承を取り付けても、Aさんが心から付き合ってくれていなかったら、あまりいい雰囲気で話を聞いてもらえないかもしれません。

 

   アサーティブな自己表現は、「Aさんは忙しそうだから、迷惑はかけられない。でも、私も切羽詰まってるから、何とか時間を作ってもらいたい」という、正直な自分の気持ちに向き合うことから始めます

 

   また、「Aさんの気持ちは聞いてみないと分からない。私が想像するよりも忙しいかもしれないし、意外と大丈夫かもしれない」と、相手の事情を勝手に決めつけないこともポイントです。

 

   すると、表現方法は「実は、相談したい方があって…。Aさんは忙しそうだから、迷惑かも?と思ったんだけど、ちょっと私も真剣に悩んでいることがあって…。今日時間をもらうことは可能かな?」といった内容になると思います。

③相手の反応を受け止める

   アサーティブな自己表現は「自分も相手も大切にする」事が大前提です。つまり、相手の事情や意見に耳を傾ける姿勢が必要です。

 

   上の事例で言えば、忙しそうに見えるAさんは、あくまであなたの主観によります。実際のことは、Aさんでないと分からないのです。

 

   それを、こちらが勝手に、「Aさんは忙しいはずだ」とか、反対に「いや、大した事ないだろう」などと決めつける事は、アサーティブな考え方を阻害し、ノンアサーティブやアグレッシブな態度に陥ってしまう原因となります。相手の事情は相手に教えてもらうしかないのです。

 

   ①②は、あくまで自分の気持ちを素直に伝えるステップであり、その結果、相手がどう感じ、どう考えるのか、それは相手の自由であり、権利なのです。

 

     こちらが自己表現をした上で、相手の自己表現を素直に尊重して聞く、そして、再度自分の気持ちを表現するという双方向コミュニケーションが、アサーションの醍醐味です。

 

   もし、お互いがアサーティブな考え方を持っていれば、先ほどの事例でAさんが忙しい状況だったとしても、「仕事終わりに1時間だけ」「明日ならゆっくり話せる」「Aさんに今日ゆっくり時間をもらうかわりに、明日仕事を手伝う」などの、当初、あなたが想定しなかった結果に、2人でたどり着く可能性もあるのです。

 

   アサーティブはあくまで互いを大切にするものであって、自分の望む結果に相手を誘導するものではないという事です。

 

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   今日はアサーティブな自己表現を行うための3つのステップをご紹介しました。

 

  1. 自分の気持ちや考え方を確かめる
  2. 正直に言語化する
  3. 相手の反応を受け止める

 

   そして、3つのステップを進める上でのポイントは次の通りです。  

 

  •     ステップ①②では、相手がどうこうというのは置いておいて、「自分の気持ちは〜なんだ」というスタンスに集中するのがポイント。
  •    ステップ ①②は、あくまで自分の気持ちを素直に伝えるステップである。その結果、相手がどう感じ、どう考えるのか、それは相手の自由であり、権利。
  •    こちらが自己表現をした上で、相手の自己表現を素直に尊重して聞く、そして、再度自分の気持ちを表現するという双方向コミュニケーションが、アサーションの醍醐味(ステップ①〜③のつながり)。

 

   とってもシンプルなので、ぜひ取り入れてみてください。1つずつでも、習慣にできると、きっと、見違えるように、コミュニケーションや人間関係が変わっていきます。

 

   具体的にお伝えしようとして頑張った結果、結構な文量になってしまいましたが、少しでもあなたの生活に役立てていただければ、幸いです。

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参考図書

改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために

改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために

 
アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

 

人間関係のストレスを無くしたい…自分のコミュニケーションをチェックしよう!

   「自分の気持ちを上手く伝えられない」「相手と衝突してしまう」「遠慮してストレスを溜めてしまう」など、人間関係やコミュニケーションに悩んだり、ストレスを感じることはありませんか?

 

   「もっとスムーズに他者とコミュニケーションを取りたい」と思うことはありせんか?

 

   スムーズにコミュニケーションを行うために必要な方は何か…??

 

   実は、あなた自身が、自分のコミュニケーションの傾向に気付くことが、大きな第一歩になります。

 

   前回の記事では、自分も相手も大切にする「アサーション」の考え方をお伝えしました。

 

   今日はアサーションの理論をベースに、あなのコミュニケーションの傾向について、あなた自身が理解するための記事をまとめています。

 

   ぜひ、最後までご覧ください。

 

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アサーションとは

  •     自分と相手のどちらかが痛みを受ける方法ではなく、自分も相手も大切にする自己表現を心がけることが「アサーション」の考え方。
  •     いわゆるWIN-WINの関係を目指すコミュニケーションのスタイル。
  •     コミュニケーションに対する自分自身の考え方やスキルを改めて理解できる奥深さもある。

 

※詳しくはぜひ前回の記事をご覧ください。

あなたは、どのような自己表現をしていますか?

 

   では、あなたが普段のコミュニケーションの中で、どのような自己表現をしているのかを、チェックしてみましょう。

 

   次の質問リストについて、「はい」「いいえ」のいずれかを選択してください。迷う質問もあるかもしれませんが、必ず、どちらか一方を選んでください

 

   チェックリストは、様々な記事で紹介されていますが、アサーションの第1人者である平木典子先生の著作「アサーション入門」(講談社現代新書、2016)から引用させていただきます。

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1.自分から働きかける行動

①人にいい感じを持ったとき 、その気持ちを表現できますか ?

②自分の長所やなしとげたことを 、人に言うことができますか ?

③自分が神経質になったり 、緊張したりしたとき 、それを受け止め 、伝ることができますか ?

④初対面の人たちの会話の中に 、気楽に入っていくことができますか ?

⑤会話の場から一足先に抜けて 、立ち去ることができますか ?

⑥あなたは自分の知らないことや分からないことがあったとき 、そのことについて説明を求めることができますか ?

⑦人に支援や助けを求めることができますか ? 

⑧人と違う意見や感じを持ったとき、それを表現することができますか?

⑨自分が間違っていると気づいたら、それを認めることができますか?

⑩フェアで適切な批判を、人前で述べることができますか?

2.人の働きかけに対応する行動

①人からほめられたとき、素直に「ありがとう」と言えますか?

②自分のしたことを批判されたときに、きちんと受け答えできますか?

③不当な要求をされたとき、断ることができますか?

④長電話や長話のときに、自分から打ち切る提案をできますか?

⑤あなたの話をさえぎって話し出した人に、対応することができますか?

⑥パーティーやイベントへの招待を、率直に受けたり断ったりできますか?

⑦訪問販売を断りたいとき、断ることができますか?

⑧レストランで注文したものと違う料理がきたとき、そのことを言って、取り替えてもらうことができますか?

⑨人の善意や好意がわずらわしいときに、それを伝えることができますか?

⑩人から援助やアドバイスを求められたとき、必要であれば断ることができますか?

チェック内容を振り返りましょう!

   いかがですか?スムーズに答えられましたか?

 

   「『はい』のときも『いいえ』の時もある…」と悩む質問もあったと思います。その場合は、「どちらかというと『はい』の方が多いかな?」と傾向で答えたり、「あの時は『いいえ』だったな」と、印象に残ったエピソードで考えてください。

 

   こういう時に思い出す場面って、やっぱり何かしら心に引っかかっている等、あなたにとって重要な場面だと思いますので。

「はい」を選んだ項目について

  「はい」を選んだ項目は、あなたが自分の気持ちを表現できている場面となります。

 

   ただし、ここで大事なことがあります。

 

  「はい」と答えた項目の中で、その時にイメージした相手に対してネガティブな感情が生じていませんか?  例えば、イライラする、腹が立つ、排除したい、近づきたくない等です。

 

   もし、ネガティブな感情が生じた項目があれば、頭の中でネガティブチェックをしておいてください。場合によっては、相手を大切にしていない表現を行っている可能性があります。

 

「いいえ」を選んだ項目について

  「いいえ」を選んだ項目は、自分の気持ちを相手に向けて表現していないことになります。遠慮がちであったり、引っ込み事案であったり、消極的であったり、自分を大切にできていない可能性があります。

チェック内容のまとめ

   では、改めて、あなたのチェック内容を確認してみましょう。

 

「はい」を選んで、かつ、ネガティブチェックが入っていない項目の数を数えてください。

 

   平木先生がおっしゃるには、その数が10以上なら、アサーションの考え方である「自分も相手も大切にする自己表現」がかなりできてるとのことです。

人間関係における自己表現のタイプ

   アメリカの心理学者Wolpe,j.は人間関係における自己表現には大きく3つのタイプがあると言っています。現在のアサーショントレーニングは、この3つのタイプ分けをもとに成り立っています。

①非主張的(ノンアサーティブ)自己表現

   自分よりも他者を優先し、自分は後回しにする自己表現です。先ほどのチェックでは「いいえ」に該当します。自分の思いを引っ込めてしまうことで、状況や周囲に流されてしまいがちな自己表現のタイプです。

 

  私が思うのは、「ストレスを溜めやすいこと」「受け身になってしまうこと」が特徴です。また、溜めたストレスによって、気持ちが落ち込んだり、怒りになって爆発する場合もあります。

 

②攻撃的(アグレッシブ)自己表現

   自分のことだけをまず考えて行動し、時には他者を踏みにじることにもなる自己表現です。

   

   先ほどのチェックでは「はい」を選び、かつ、ネガティブチェックを入れた項目で起きやすい自己表現であり、ノンアサーティブとは反対のタイプです。

 

   私が思うのは、「その時はすっきりしても、信頼関係が築けないため、後悔しやすい」のが特徴です。このような状況が続けば、結局ストレスを溜めてしまいます。

 

③アサーティブな自己表現

   自分のことを第一に考えつつも、他者にも配慮する自己表現と言えます。前の①②の間のちょうどよいバランスであり、後悔のない爽やかな自己表現方法です。

 

あなた=このタイプと固定する訳ではない

   3つの自己表現のタイプについて、ご紹介しましたが、一つ大切なことを共有させてください。

 

   「アサーション入門」(平木典子,講談社現代新書、2016)で、平木先生は次のように述べています。

三つのタイプの自己表現のどれかだけで100パーセント、という人はめったにいません。状況や相手に応じて3つのうちどれかを無意識に使っているのが普通です。ただ、どの自己表現の割合が大きいかは人によってちがいます。

   3つのタイプをもとに、あなたの傾向を考えていただきたいのですが、「あなた=このタイプ!」と安易に枠にはめ込むことは、決してお勧めしていません

 

   アサーションに関する様々な記事をみていると、分かりやすい半面、時に枠にはめ込んでしまうような内容も散見されますので…

 

   例えば、私は、先のチェック項目では、ほとんどがネガティブチェック無しの「はい」を選んでおり、その意味ではアサーティブなコミュニケーションができていると言えます。

 

   しかし、2の⑩の項目「人から援助やアドバイスを求められたとき、必要であれば断ることができますか?」は「いいえ」と答えています。

 

   相談や依頼ごとが増えてしまい、忙しさで余裕が無くなっても、人からの相談を断るのは苦手なのです…

 

   あなた自身の自己表現の中でも、時にアグレッシブ、時にノンアサーティブ、時にアサーティブと様々な側面があり、その時々の場所、相手、生じている事柄などで変化しているのです。

 

   職場ではノンアサーティブなパパが、家ではアサーティブということも十分あり得ます。

 

   普段はアサーティブなママでも、子どもの受験の話しになるとアグレッシブということもあり得ます。

 

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   本日、私がお伝えしたいのは、「私はこのタイプ」と安易に決めつけて、伝え方の手段を取り入れるのではなく、あなたがどのような場面や人、事柄の時に、どのような自己表現を行いやすいかについて、まずは自分のことを理解していくことが大切だということです。

 

   ハウツーで伝え方を取り入れても、結果、上手くいかなければ、後悔すると思いますし、ハウツーで上手くいくようなことであれば、コミュニケーションで困るわけがありませんから…

 

   そのために、次回は3つのタイプについて、もう少し深堀をして考えてみたいと思います。バランスは違っても、だれもが3つのタイプの要素を持っているはずなので、きっと参考になります。

 

  「私はこういう場面ではノンアサーティブになりやすい。だから、ここを意識してアサーティブを心掛けよう!」など、まずは自分の傾向に気づくことが、ストレスの少ない人間関係をつくる第一歩です。

 

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※6月8日21:28最新記事更新

アサーティブなコミュニケーションを行うための具体的なステップを記事にしました。実用性のあるノウハウなので、ぜひこちらもご覧ください。

参考文献

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

 

気持ちを伝えるのが苦手?アサーションが有効!苦手が解消できる。

   あなたは、「自分の気持ちを上手く伝えられない」「相手と衝突してしまう」「遠慮してストレスを溜めてしまう」等の悩みを抱えていませんか?

 

   「もっとスムーズに自分の意見や気持ちを言いたい」と思いませんか?「もっと相手と分かり合いたい」と願いませんか?

 

  •     自分の気持ちや意見を伝えることに苦手意識がある
  •     相手と分かり合えるコミュニケーションをとりたい

 

  今日は、そんな悩みや思いを抱えるあなたにピッタリのコミュニケーション技法…「アサーション」の考え方についてご紹介します。

 

  考え方を知るだけでも、きっと、今までとは全く違うコミュニケーションを取れるようになります。さらに、習慣をつけることで、人間関係も劇的に変わっていきます

 

   ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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アサーションを勧める理由

  私は、単なるコミュニケーションのハウツーではなく、あなた自身が後悔しないよう、晴れ晴れとした気持ちでコミュニケーションを取れることを、後押ししたいと思っています。

 

  長年メンタルヘルスに関わるカウンセリングやセミナーをしてきて、アサーションは、後悔をしないためのコミュニケーションを行う上で、最も適した技法であり、考え方だと確信しています。

アサーションの定義

   アサーションは次のように紹介されています。

【コトバンク】

コミュニケーション技法の1つで、「人は誰でも自分の意思や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己表現のこと。

 

【アサーション入門(平木典子、講談社現代新書)】

自分も相手も大切にする自己表現 」を意味するアサ ーションは 、私たちの会話を心理学の知恵をもとに読み解き 、日常のやり取りに変化と充実感をもたらすコミュニケ ーションの方法と関わり方。そして 、アサ ーションは人の心の奥深さを知り 、自分らしい生き方を拓く道でもあることを教えてくれる。

   つまり、

「自分と相手の両方を大切にするために、しっかりと自己表現してよい(むしろするべき)!」

   という考え方です。

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   加えて、平木先生がおっしゃる「日常のやりとりに変化と充実感をもたらす」という部分は本当にその通りだと実感しています。

 

   アサーションを意識すると、自分自身のコミュニケーションのスタイル・スキルついても、かなり気づきを深めることができます。

あなたのコミュニケーションを振り返りましょう

    簡単なワークをしてみます。次の2事例について、あなたならどうしますか?

 

①配偶者とのコミュニケーション

   

   1歳の子どもを育てる共働きの夫婦。
 

   年度末になり、互いに仕事が忙しい中、子どもが熱を出してしまったため、やむなくあなたが仕事を休み看病することに。
   

   しかし、あなた自身も体調がすぐれず、子どもの面倒や家事をするのも大変辛くなってきた。明日は休むわけにも行かないし…と、気持ちも不安になっている。


    仕事に行った配偶者に「体調不良のため、早く帰ってきてほしい。買い出しや家事をお願いしたい」と、LINEをしたところ、「今日は遅くなるかもしれない」と電話があった。 
 

   あなたなら、どう感じ、どう答えますか?

 

  「私だって重要な仕事を休んでいるのに、そして、体調まで崩してしまったのに!」と怒りの気持ちを感じますか?

 

   その気持ちで、「薄情者!早く帰ってこい!」と相手を責めますか?  反対に、グッとこらえて「忙しいなら仕方ないね…私は大丈夫」と飲み込みますか?

 

   他にも、「どれくらい忙しいの?家より大事な仕事なの?」と詰問する方、「大変なのは分かるけど、こちらも大変で…」と状況を詳しく説明する方もいるかもしれません。

 

②同僚とのコミュニケーション

   仕事の疲れからか、熱が出てしまい、今日はできる限り早く帰ってゆっくり休もうと思っていた。
   

   しかし、仕事が終わると、同僚から突然「ちょっと相談したいことがあるんだけど、食事にでも行かない?」と、いつになく思いつめたような表情で誘われてしまった。
 

   あなたなら、どう感じ、どう答えますか?

 

  「ちょっと何でこんなタイミングで急に誘ってくるんだ…正直今日は帰りたい」と思い、スパッと断りますか?

 

   それとも、「(本音では帰りたいけど)思いつめているようだから付き合おう」と決めますか?

 

   他にも「珍しいね。急ぎの話があるのかな?」などと、相手の状況をまずは確認する方、 「何かあったに違いない!とにかく心配だから絶対行かなきゃ」と、そもそも自分の体のことを度外視する方もいるかもしれません。

アサーションは自分も相手も大切にする表現方法

   上にあげた例は、日々のコミュニケーションの中のほんの一部ですが、あなたは後悔やストレスの無いコミュニーケーションを行うことが出来そうですか?

 

   例えば、次の何れかを想像しませんでしたか?

  1.   自分の気持ちを伝えたが、「相手に辛い思いをさせてしまったかも…」という後味の悪い結果
  2.   自分の気持ちを伝えたが、「印象を悪くしてしまったかも…」と不安を感じる結果
  3.    相手を不快にさせたくないために、自分の気持ちを抑えて、自分自身がストレスを溜め込んでしまう結果

 

   あなたが、3つうちどれかを想像したなら… おそらく、日々発生する様々なコミュニケーション場面で、ストレスや後悔を抱えることがあるのではないでしょうか。誰が悪いという訳でなく、すれ違いは多々ありますから…。

 

   ポイントは、上の3つは「自分か相手のどちらか一方にだけ、ベクトルが向いているコミュニケーション」の結果なのです。「どちらか一方だけを大切にするコミュニケーション」とも言えます。

   

   ですので、自分と相手のどちらかが何かしらのストレスを被る可能性が高くなります。

 

   一方、「アサーション」は自分も相手も大切にする自己表現です。いわゆるWIN-WINの関係を目指すコミュニケーションのスタイルと言われています。

 

   ストレスを溜めない、後悔しない、自分で選択するという、まさに爽やかな自己表現の方法なのです。

 

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    今日は気持ちを上手く表現するための方法とし「アサーション」の考え方や重要性についてご紹介しました。

 

    一番大切なのは

 「自分と相手の両方を大切にするために、しっかりと自己表現してよいんだ!」

   と、あなた自身が思うことです。

 

   実は、コミュニケーションが上手というか…魅力的に見える人は、自然にアサーションを体現しています。でも、考え方とやり方を知れば、誰でも取り入れることができます。

 

   今後は、アサーションの実践方法について、記事にしていきます。本当に役立つ技法ですので、ポイントを一つ一つ、丁寧にご紹介したいと思っています。

 

   興味がある方はぜひ読者登録Twitterフォローていただければ幸いです。

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参考図書
アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

 

【ブログ】継続は力。リライト記事が「はてブ」にエントリー!

    昨日、私の記事がはてなブックマークの人気エントリーに掲載されました。過去にないPVを達成です。

 

   ブログ開設から5ヶ月目… 人気エントリーへの掲載は初めてのことです。

 

 読者の皆さまの支えやタイミングなど、色々なことが重なった結果だと思いますので、第一に読者の皆さまに心から感謝を申し上げます。

 

   正直…ブログの継続について心が折れそうな状況だったのですが、諦めずに新たな具体的目標を設定し、行動に移したところでした。その取り組みが実を結んだと思っています。

 

   ですので、本日は、私が行なった取組み(リライト)と今回の出来事(はてブ砲)についてご紹介します。

 

   あなたが、ブログ継続について「モチベーションが保てない…」「今後が不安…」などの気持ちを抱えているなら、少しでも背中を押せる記事になれば幸いです。

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はてなブックマークの人気エントリーに掲載

   今回私の記事が掲載されたのはこちらです。

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   そしてアクセス数はこちらです。初めての1日1000PV超です。

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ブログ4ヶ月目の状況は低調

   先日、ブログ4ヶ月目の運営状況と今月の目標についてご報告しました。

blog.harebarepapa.jp

   端的に言えば、100記事を超えたが、PVは下降気味…という内容です。

 

   仕事と家庭のサポートの中で、何とかやりくりしているブログなので… 4ヶ月目の結果は、正直心が折れそうなところがありました。

 

   3月から始めたTwitterでは、100記事を達成する前に「月間PV1万超」とか、普通に語られています。

 

   それに加えて、100記事を達成したにも関わらず、私のアクセスは低調…しかも検索流入はほとんどなし。記事を書くときには手を抜いていないし、これから何をどうすれば良いのか?と途方にくれる気持ちもありました。

今出来る課題を具体的に考える

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  しかし、次の思いから、もう少し頑張ろうと決めました。

 

  •    せっかく100記事まで続けてきたのに、もったいない
  •    ブログ開設時、1人でも私の記事を読んでくれたことが本当に嬉しかったこと

 

  なので、

課題だらけ=まだ出来ることが沢山ある

  と気持ちを切り替えて、今できる目標を考えることにしました。

 

  その時、Twitterの情報はとても参考になりましたし、物凄く学べる本にも出会えました。

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   結果、今月の行動目標を4点設定しています。※具体的な内容や数値目標など、ぜひ報告記事をご参考ください。

 

  1.    記事をリライトする
  2.    Google analyticsを使う
  3.    はてなスターを卒業する
  4.    ツイートの質を上げる

 

   本日の時点で、全てに着手していますが、まさにリライトをした1つ目の記事が「はてなブックマーク」の「人気エントリー」に掲載されました。

なぜリライトするのか?

   ブログを始めた当初って、最も自分の関心が高いテーマについて、物凄く頑張って記事を書きませんでしたか? それこそ何時間もかけて…

 

   でも、登録読者もほとんどいない時期で、全く読まれていない…。何とか日の目をみてほしい…という思いがずっとありました。

 

   今回、先輩方の取り組みや本から学ぶ中で、記事をリライトするメリットや意義を知り、やってみようと思ったわけです。質が高く検索されやすい記事を目指して…※詳しくは改めて記事にします。

 

   記事数が増えるわけでもないので、ますますアクセス数が減少する不安もあったり、足踏みしている焦りもありました。

 

   しかし、実際にリライトをすると、過去に自分が書いてきたことも無駄じゃなかった!と思えたんです。

 

   当然、当時は書き方は下手だったり、読者目線やSEO対策が弱かったり…などはあります。でも、材料や気持ちは物凄く揃っています。その材料を使って、今の私がリライトすることで、生まれ変わったような記事になります。

 

   これまでの積み重ねや、今回の目標設定があって、初めて出来たことだと思っています。

 

   そして、その結果がはてなブックマークでの新着エントリー掲載。もともと、はてなスターが3個だけの記事が…!です。

 

   あまり一喜一憂せず、長期的な計画で着実に進めよう…と頭では思っていますが、心の中では、本当に嬉しい、何だか報われたような気持ちです。

はてブ砲(エントリーに掲載)の基準

   最後に、ちまたで「はてブ砲」といわれるエントリーに掲載される基準ですが…これは明確には分からないようですね。

 

   以前は、はてなブックマークが短時間で

3個→新着エントリー

10〜15個→人気エントリー

20〜30個→総合エントリー下部

50〜100個→総合エントリー上部

   と推測されていたようですが、現在は公式のQ&Aでも、明確な線引きはないとされています。

お問い合わせ - はてな

(質問)

   ブックマーク数が一定数を超えても新着エントリーに掲載されないのですが?

(回答)

   はてなブックマークでは、新着エントリーにより良いエントリーが掲載されるよう、独自のアルゴリズムにて掲載基準の調整を行っております。

   サービス開始当初は3ブックマークで注目エントリーとして掲載されていましたが、現在はそのような仕様ではありません。ブックマークの数のみを指標とはしておりませんので、一定数ブックマークされても新着エントリーに掲載されるとは限りません。

 

   行き着くのは、やっぱり読者目線で、質が高い記事を書き続けるということです。

 

   初心者の方にアドバイスができるとすれば、読者が少ないとブックマークも増えにくいので、読者数を増やすために、積極的に交流をしておくのをオススメします。

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  •    行き詰ってもこれまでの頑張りは無駄じゃない
  •    これまでやってきた事と今後の課題を照らし合わせるのが大切
  •    具体的な行動目標を決める
  •    数値はイマイチでも、行動ができたら自分を褒める
  •    その繰り返しで、結果はついてくる
  •    やめたらそこでお終い

 

   たった一度、「はてブ」にエントリーされただけで…大げさかな? とも思ったのですが…あなたの背中を少しでも後押しできれば嬉しいです。

 

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コミュニケーション能力を高めるには?まずは、自分を大切にしよう。

   あなたは「コミュニケーションが苦手…」「人間関係が不安…」などの悩みを抱えていませんか?

 

   そして、「自分のコミュニケーション能力が低い」と落ち込んでいませんか?また、「コミュニケーション能力を高めたい…」と考えたりしていませんか?

 

   コミュニケーション能力を高める方法はたくさんありますが、今日はコミュニケーション能力を高める土台として、まずは、あなた自身を大切にすることの重要性についてお伝えします。

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メンタル不調になりやすい方の傾向

   長年職場のメンタルヘルスに関するカウンセリングをしていると、職場でのコミュニケーションや人間関係が上手くいかず、メンタル不調になった方に多く出会います。

 

   また、社会生活において他者とのコミュニケーションは避けれません。家族、友人などインフォーマルな場面でストレスを溜める方も大勢います。

 

   メンタル不調になってしまった方と相談すると、次のような話をよく聞きます。

 

  •    頑張って頑張って相手を理解しよう思っている…
  •    相手に悪く思われないように自分の気持ちを抑えている…
  •    相手の言うことを理解できないと申し訳なく思ってしまう…
  •    相手に分かってもらわないといけないと思い、とにかく必死に説明してきた…
  •    時に感情が高まり、相手を責めてしまうこともあった…

 

   一例ではありますが、多くの方が「相手にどう思われるか?」「相手にどう思ってもらうか?」など、自分よりも相手の気持ちに関心が向いているのです。

 

   そして、相手と上手く関係を構築できない中で、自分の力不足を嘆いたり、相手に怒りの感情を向けたり…自分自身が消耗してしまいます。

 

   本来はとても優しく、他人思いの方が大勢いらっしゃいます。私は、そんな方たちに出会うたびに、もっと「自分を大事にしたコミュニケーションをとって欲しい」と投げかけています。

コミュニケーションの定義

   communicationの意味は以下のとおりです。

①社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。「コミュニケーションをもつ」「コミュニケーションの欠如」


②動物どうしの間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達。


[補説]

「コミュニケーション」は、情報の伝達、連絡、通信の意だけではなく、意思の疎通、心の通い合いという意でも使われる。「親子の―を取る」は親が子に一方的に話すのではなく、親子が互いに理解し合うことであろうし、「夫婦の―がない」という場合は、会話が成り立たない、気持ちが通わない関係をいうのであろう。
出典:デジタル大辞泉(小学館)


   ポイントは、コミュニケーションとは双方向のものであり、意志、感情、思考、情報等を伝える媒介は、言葉や文字だけでなく、表情や身振りといった非言語のものも含んでいるということです。

 

   コミュニケーション能力やスキルを本格的に高めるには、これら全てを磨いていく必要があります。

最高と思えるコミュニケーションを取るのは困難

   「コミュニケーション&難しい」で検索すると、相当のサイトやつぶやき等がヒットします。

 

   単純に、気持ちや情報の疎通が上手くいかないというレベルで、失敗エピソード例をあげてみます。

 

  •    言いたいことがあっても遠慮してしまう 
  •    自分の気持ちを全く理解してもらえない
  •    話を聞いているつもりが、全然わかっていないと言われた
  •    普通に挨拶をしたら暗いと言われた
  •    本当は慰めたかったのに傷つけてしまった
  •    一生懸命意見を言ったのに自分勝手と言われた
  •    問題の解き方を教えても理解してもらえない
  •    子どもに指摘をしてもうまく伝わらずただ逆ギレされる
  •    基本的に何を話したらよいか分からず、黙ってしまう
  •    普通に生活をしていたのに、ある日突然怒られた
  •    とりあえず疲れるので、最低限の会話しかしないようにしている
  •    SNSでは交流できるが、直接の会話は苦手
  •    愛想のない定員の対応でなんかムカついた
  •    自分だけ仲良く話してもらえてない気がする
  •    大切な人には、わざわざ言わなくても理解していてほしい
  •    いつもニコニコしていたら、感情がないと言われた
  •     全く自分の意図と違う理解をされてしまった
  •     お酒の席でからんでしまった

 

   などなど、キリがありません。

 

   つまり、私が言いたいのは、

最高のコミュニケーションを常に取り続けるのは難しい!

   ということです。

どんなコミュニケーションをあなたは目指すのか?

   コミュニケーションは生き物です。その時あなたが何を伝えたいか、相手とどんな関係を望んでいるのかなどで、伝え方や聞き方は大きく変わっていきます

 

   例えば、Aさんという人に対して、好意をもっているBさんと、苦手意識を持っているCさんでは、Aさんに対する最善のコミュニケーションの方法は一緒でしょうか?たぶん真逆になりますよね。

 

   仮にAさんとの関係性がますます濃密になっていく結果になった場合、Bさんは上手にコミュニケーションを取れたと感じるでしょうし、Cさんは失敗したと感じるはずです。そして、この状態が続けばCさんは大きなストレスを感じるでしょう。

 

   加えて、先程上に記載したコミュニケーションの失敗例を見たとき、あなたは「こんなの当たり前で全然気にしない」と思いましたか?それとも「これは本当に困っている。改善したい」と思いましたか?

 

   おそらく、様々な感じ方があると思います。人それぞれ、コミュニケーション能力といっても、求める内容やレベルは異なるわけです。

 

   どんなにコミュニケーション能力を高めても、全ての人に、自分の思うように理解してもらうことは不可能なんです。

自分の気持ちを大切にするコミュニケーション

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   別の例えです。会話などの流れの中で、自分の意思に反して伝えてしまった場合と、自分自身が言いたいと選択したことを伝えた場合を想像してください。

 

   もし、どちらも同じように相手を不快にさせてしまった場合、結果に対する受け止め方や気持ちは違ってきませんか?

 

   前者の場合は、嘆き、やるせない気持ちになるでしょう。反対に、後者の場合は、少なくとも自分で選んだことなので、やるせなさよりは、反省の気持ちが強くなってきます。後悔の念が軽くなります。

 

   つまり、「相手にこう思われたい」などの相手に依存するような考え方よりも、「自分はこう伝えたい」という自分の気持ちを大事にするコミュニケーションの方が心の健康によいのです。

 

   そして、自分の気持ちを大切にするコミュニケーションができて、初めて、心から相手の気持ちを大切にできるようになっていきます。これこそが、コミュニケーション能力を高める確かな土台となります。

 

   最後に、自分の気持ちを大切にするコミュニケーションの方法をお伝えします。

相手へのベクトルを緩める

   まずは、相手にどう思わるか…この考え方に支配されるのをやめましょう。この考え方に引っ張られ過ぎると、ただただ、相手に反応するコミュニケーションになってしまいます。

 

    そして、上手くいかないコミュニケーションが続くと、後悔やストレスばかりが蓄積されています。

自分自身の気持ちに向き合う

   次に、目の前の相手に対して、あなたは「どんな気持ちなのか?」「どうしたいのか?」と、自分の素直な気持ちに耳を傾けてください。

 

   決して、綺麗な気持ちだけではないかもしれません。それでも良いのです。まずは自分の正直な気持ちに向き合ってください

自分の意思で、伝えることを選ぶ

   その上で、あなたは「何を伝えたいか?」を考え、相手に発信をすることになります。この時、自分の気持ちをそのまま声に出しても良いですし、自分の気持ちと現実を照らし合わせてベストだと思う伝え方に変換するのも良いです。

 

   大事なのは、あなたが自分の素直な気持ちを尊重した上で、相手に伝えることを決めることです。

 

   この3つのプロセスを意識しながら、コミュニケーションをとってみてください。がむしゃらにノウハウだけを求めたり、自分の能力の無さを嘆くよりも、確実に心の負担が軽くなります

 

   さらに、この考え方によるコミュニケーションを繰り返すことで、コミュニケーション能力やスキルは必ず向上します

 

   次回は、具体的にコミュニケーション能力を高めたい方に向けて、役立つノウハウや技法をご紹介します。

 

  コミュニケーションに悩むあなたに、参考になれば幸いです。

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【ブログ運営】はてなブログを始めて4ヶ月目は課題山積!(PV、読者数、収益 etc.…)

   こんにちは。ハレバレです。

 

   ブログを始めて4ヶ月目…先日1つの目標としていた100記事を突破しました。

 

   本日はブログを始めて4ヶ月目の状況今後の目標設定について、ご報告します。

 

   ぜひ、あなたのブログ運営の参考にしていただければ…幸いです。

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 まずは前回(3ヶ月目)の報告を振り返ります。

前回(3ヶ月目)までの実績

2月16日〜4月30日の累計数

投稿数   ・・・  69記事

アクセス数 ・・・  3685PV

読者数   ・・・  277人 

収益              ・・・        ほんの少し

※詳細は過去記事をご覧ください。

前回立てた今後の目標

    大目標は次の2つです。

 

  •     私の気持ち、考え方、知識、スキル、経験を総動員して、多くの読者の心が晴れるようなブログを書き続けること。
  •     観やすい、読みやすい、分かりやすい記事を書くこと。

  

   その上で、1ヶ月間の具体的目標を次の3点としました。

 

  1. 100記事まで毎日記事を投稿する
  2. Twitterのフォロワーを増やす
  3. 1日の平均PV数100越え

 

   この目標に対しての結果について、ご報告します。 しっかり有言実行できたかどうかですね。

   

   それにしても、具体的目標が自分の行動目標だったり、評価のための指標だったりと、混在してますね…。目標の立て方自体、改善が必要そうです。

 

4カ月目の実績

   まずはデータをご紹介します。

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1ヶ月間(5月1日〜31日)

投稿数   ・・・  32記事

アクセス数 ・・・  2306PV

読者増加数 ・・・  35人 

収益              ・・・        ほんの少し

累積

投稿数   ・・・  101記事

アクセス数 ・・・  5991PV

読者数        ・・・  318人 

収益              ・・・        3桁台

成果と課題

   この1ヶ月間で達成した成果と、今後の課題についてご説明します。

① 記事の更新について

   100記事までは毎日更新という目標は達成できました。

 

   まだまだ課題だらけのブログですが、100以上の記事をインターネット上に掲載できている…ブログを始める前の自分には想像が出来なかったことです。

 

  1. 目標としたことを1つ成し遂げたこと
  2. 忙しい中で時間をやりくりしたこと
  3. とにかく継続したこと

 

   この3点について、自分自身を褒めてあげたいです。

 

   しかし、頭も心も意外と冷静で…というか、この1ヶ月間で当ブログの課題を思い知りまして…100記事達成の喜びは全くといっていいほどありません。

 

    意識は、新たな課題へ向かっています。

② Twitterのフォロワー数を増やす

   5月31日時点で私のフォロワー数は205名です。私がフォローしている人もほぼ同じ人数です。

 

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   ツイッターを始めて、2ヶ月くらいですが、フォロワーの数は全然少ない方ですね。細々とやっている感じです。

 

   でも、先月に比べれば、フォロワーは伸びています。少しTwitterを楽しく、前向きに使えるようになってきました。

 

   「フォロワー」や「いいね(ファボというそうです)」の多い方のツイートやブログの内容って…とても勉強になるんです。特に「読者目線」のレベルが、私とは段違いです。また、収益に関する考え方も徹底していて、いかに自分の意識や知識が足りないかを痛感できました。

 

   しばらくは、自分の課題をクリアしながら、有益なツイートをできるようになることが大切だと思っています。

 

   ちなみに、私がとっても勉強させてもらっているブロガーさんが「クジラノスズキカ」さんです。ブログに対する、姿勢、考え方、戦略などに感心ばかりです。Twitterをやっていたおかげで、巡り会うことができました。

③ アクセス数について

   今の私の課題を最も表しているところです。4ヶ月目にして、先月を下回る数字となってしまいました。

 

   先月は2週間ほど「おすすめブログの新着」に取り上げられていた特需があったので、今が本来の状態…と理解しています。

 

   しかし、読者も300名を超え、もう少し高い数字になると思っていました…。多分、読者の中に、次のような状況があるのだと推測します。

 

  1. 私の記事に満足できなくなった
  2. もともと自身の宣伝のために読者登録
  3. ブログから離れている

 

   寂しいですが、3の「ブログから離れている」というのも、結構多そうです。初期に読者になってくれた方で、更新が滞っている方や、サイト自体が閉鎖された人もいらっしゃいます。改めて、ブログを継続することの難しさを感じたところです。

 

   ちなみに、Twitterからの流入は10%ほどです。検索流入は、数%です…。つまり、私のブログははてなブログの皆さまに支えられているという状況です。

 

   そんな中で、私自身が忙しく、以前よりも他のはてなブロガーさんのサイトにお邪魔できない日が続いていました。相互扶助の要素があるはてなスターを活用できなかったのも、PV数が伸び悩んだ理由だと思います。

 

   ただし、読者にリピートしてもらう一番大事なことは、「読者のニーズを満たせるような質の高い記事」を書き続けること。これだけは、必ず念頭に置き続けたいと思います。

今後の目標

   私は「1人でも多くの方に、後悔のない、晴れ晴れとした生活を送ってほしい」と思っています。その為に、見やすい、読みやすい、分かりやすいブログ、気持ちが前向きになるブログを目指してきました。

 

   でも、様々なブロガーさんの記事や本などを勉強する中で、私の考え方にも変化がでてきています。

 

   仮に読者の方が「心地よく」私の記事を読んでくれたとしても、読み終わってしまえば、何も残りません。

 

   何かに悩みや問題意識を持っている読者の方が「自分もやってみよう!と行動にうつす」「やってみるために何度も私のブログを確認する」などになって、初めて、読者の役に立てていると言えるのでは?と思い始めました。

 

   なので、今後の私のブログの方針は

  1. 自分もやってみよう!と実際の行動に移したくなるブログ
  2. 読者の方のニーズを満たすだけの質があるブログ
  3. 何度も確認したくなるブログ

   

   の3つとしたいと思います。 

 

   具体的な行動目標は次の通りです。

① 記事をリライトする

   今後、PVを伸ばしていくためには、検索流入の読者を増やしていく取組が必須です。その際、次の2点がポイントです。

 

  •     検索エンジン最適化(seo対策)
  •     記事内容の充実

 

   この2点を意識して、記事のリライトを進めます。この辺の考え方は、今読んでいるこちらの本がとっても勉強になります。

 

小手先でない、地に足をつけた考え方が学べます。

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② Google analyticsを使う

   ブログ開設時に設定した以降、今まで全く使っていませんでした…。戦略的なPVアップには欠かせないツールと言われていますので、しっかり活用します。

③ はてなスターを卒業する

   こちらは、1ヶ月くらい前から悩んでいました…が、ようやく決心をしました。

 

   はてなスターのシステムがあったからこそ、私のような初心者でも、モチベーションを保ってブログを継続することができました。100記事達成も、はてなスターで励ましてくださった読者の皆さまのおかげです。本当に感謝しています。

 

   ですが、もしかしたら「スターはつけてるけど、記事は読んでもらえていない?」という不安はずっと頭の片隅にあります。私自身も、開設当初、記事に興味がなくても、宣伝目的で、はてなスターをつけて回ったこともありますので。

 

   はてなスターは「お互いに支え合える」「元気をもらえる」はてなブログならではの素晴らしいシステムだと思います。はてなスターがついた通知を見るだけで嬉しくなります。

 

   しかし、本当に私のブログを有意義と思ってくださる人がどれだけいるか?… はてなスターの数よりも、そちらに意識を向けるべきだと思ったのです。

 

   もしかするとPV数がさらに下がってしまう怖さもありますが、現実をしっかりと認識して、1つ1つの課題をクリアしていきたいと思います。

④ ツイートの質を上げる

   上に紹介したクジラノスズキカさんは、Twitterの有益なツイートについて、次の2つをあげています。

 

  •     気づきのツイート
  •     成果のツイート 

 

   2番はまだ難しいですが、1番は1日1回は必ず取り組みたいと思います。

数値目標 

   最後にアウトプットの指標として、数値目標を3点設定します。

 

  1. Twitterで「いいね」を、常に10以上貰えるようになる
  2. 検索流入の割合を2割以上に引き上げる
  3. 1ヶ月の合計PV数を2,500以上にする

 

   5月目の報告では、成果をお示しできるよう頑張ります。こうやって宣言するのもモチベーションになりますね。


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人生を変える習慣 29「毎日感謝する」※夢をかなえるゾウ

   おはようございます。ハレバレです。😊

 

   早速前回の課題から。

 

課題28:応募する

   宣言通り、別の会社に応募することはしていません🙏🏻

 

   でも、自分を「評価される環境におく」という意識をもって、一日を過ごしてみました。

 

   まず仕事において、私を評価する対象を改めて整理しました。

  1. 幹部
  2. 部署の上司
  3. 部下・後輩
  4. 嘱託職員
  5. クライアント
  6. セミナー受講者

 

   この中で、私が特に評価されたいと感じるのは3、5、6です。1や2は必要と思いますが、心が動くような嬉しさはありません。4番は、自身のマネジメント力を考えるために、必要な評価です。

 

   こういう構図を意識してみると、私が自社で働くモチベーションはどこにあるんだろう?と改めて考えさせられました。そしてその答えは次のような気持ちです。

 

  •     メンタル不調の方や悩みを抱える方に、自分にあった職場で晴れ晴れと働いて欲しい。
  •     メンタル不調の方の職場の管理者や同僚の人たちに、スムーズに、前向きに、負担なく、ラインケア(サポート)を行なって欲しい。
  •     上の2つを、多くの職場で実現できるよう、産業保健スタッフにも力をつけてもらいたい。
  •     これらを実現するために、私が力を発揮できる機会が得られるポストにいたい。

 

   つまり、

クライアントの評価と自社で与えられるポスト

   が、今の私の原動力です。

 

   それを踏まえて、どこにどのうように働きかけ、アピールしていけば良いか? を意識して動くことが大切だと思いました。

 

   クライアントや会社のポストに関して、評価を得られない環境になった時、もしかしたら、転職したいという気持ちになるのかもしれません。

 

   また、転職活動など、新たな環境に飛び込もうとする時は、「自分は、なんのために、どんな評価を求めているのか?」をしっかりイメージしておくことが必要だと思いました。

 

   本の主人公が他の会社に応募した際に、ガネーシャが話した言葉が名言なのでご紹介です。

 

「自分、こんな言葉聞いたことないか?『成功する秘訣は成功するまであきらめないことだ』」「でもな、あきらめてもええんやで。
自分に向いてない分野思たら、あきらめてもええんや」

 

   (え?…そうなの?)


「当たり前や。だって、自分がその作業に没頭しても、それを誰も喜ばんかったら、サービスになってへんから、自分、成功せえへんやん」
「一つだけ、絶対にあきらめたらあかんことがある」 

 

   (なんだろう?)


「『自分』や。自分には何か才能がある、
自分にしかできない仕事がある。そのことに関してはあきらめたらあかん。見つかるまでそれを探し続けなあかん。自分自身に対してはあきらめたらあかん」
「でもな、生き方は人それぞれや。別に、仕事は生活するための手段であって、趣味の時間がたくさん欲しい人もおる。そら自由やで」

 

   なるほど…

  1. 自分に対しては諦めない
  2. 目指す生活スタイルは人それぞれ

 

   この2点は押さえておきたいと思います。

   

   それでは、本日の課題です。

 

課題29:毎日感謝する

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   約一カ月間続けてきた人生を変える習慣シリーズ…これが、最後の課題です。

 

   紛いなりにも、全ての課題をこなしてきたので、感慨深いものがありますね😌

  •     少しでも自分の幅を広げられたのか?
  •     課題の前と事実として生活にポジティブは変化は出ているのか?
  •     自分の夢や成功に近づいているのか?

   

   といった疑問や期待、不安が、心の中に入り混じっている状況です。

 

    なぜ、感謝が必要なのか?ガネーシャのメッセージを聞きたいと思います。

    

  「自分らは、お金も、名声も、地位も、名誉も、自分で手に入れる思てるかも分からんけど、ちゃうで。むしろ逆やで。お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は、他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部、他人がお前に与えれくれるもんなんや」

 

    なるほど。付け加えれば、お金や名声などを、与えてもらうには、

  •     他人のニーズを先取りして、自分の価値を、サービスとして与えていく必要がある。
  •     さらには、他人が私を応援したくなるようなサービスを考えていく必要がある。
  •     日頃から他人の夢をサポートする必要もある。

   などこれまでの課題で学んだことが全て必要になってきますね。

 

   最後にガネーシャはこう続けます。

 

「身の回りにあるモノ、ともだちや、恋人、親、日々出会う人、動物、空気や水、緑、それもこれも全部、自分が生きるために存在してくれてるもんや。当たり前のようにそこにあるけど、ほんまは有難いものなんや。朝起きた時でも、寝る前でも、いつでもええ。親にでも、ともだちにでも、モノにでもええ。世界をかたちづくっている何にでもええから、感謝するんや。足りてない自分の心を「ありがとう」て言葉で満たすんや。ありがとう、ありがとう、みんなのおかげで私は満たされています。幸せです。」

 

    ガネーシャは、これまで「夢をかなえる、成功するためには、人を喜ばせる必要がある」と言っています。

 

   でも、「人は満たされていないと、人を喜ばせることはできない。なぜなら余裕がないから。」と言います。そもそも、「人が夢や成功を追いかけるのは、満たされていないから」とも…。

 

   なので、「自分の満たされていない部分を感謝の気持ちで満たして、人を喜ばせる余裕をつくる」ことが大切だと教えてくれています。

 

   感謝の気持ちって、一見簡単そうですが、「心から」「常に」というと以外と難しい気もします。

 

   ですが、今まで課題で学んだことを合わせれば、これまでよりは素直な気持ちで、周囲や物事に感謝ができるかもしれません。

 

   しっかりと今日から実践したいと思います。

 

   あなたもぜひ「毎日感謝をする」を実践してみてください。もちろん、今までの課題の内容を踏まえて、臨んでいただくことをおすすめします😊

 

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夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

 

人生を変える習慣28「応募する」※夢をかなえるゾウ

   おはようございます。ハレバレです。😊

 

   早速、前回の課題の振り返りから。

課題27:人の成功をサポートする

   課題を見たときは、「成功をサポートする」って結構壮大??難しいかな??…と思っていました。ですが、いざ職場に行くと、思いのほか普通に意識して実行できました😊

 

   というのも、これまでの課題とさほど変わらないと感じたんです。

 

   上司が何を求めて業務を行っているのか?、同僚が何をモチベーションにしているのか?、後輩が何に今困っているのか?、クライアントが何に悩んでいるのか? など、周囲のニーズにアンテナを張って、必要なフォローやリーダーシップを発揮する。

 

   この積み重ねこそが、人の成功をサポートすることへの近道なんだろうな…、と不思議と腑に落ちました。そして、この積み重ねによって、私が周囲から得られるサポートの質や量が変わるんだと思います。

 

   今までの課題を通して、以前よりも前向きに周囲のニーズに応えられるようになってきたと確信できました😊

 

   個人的はとっても嬉しい変化です✨

 

   それでは、本日の課題です。

課題28:応募する

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   ついにきてしまいました。以前に「求人誌をみる」という課題があったので、いつかくるのでは?と思っていたのですが。

 

   私は現時点では転職は考えていません。なので、他の会社に応募するということはしませんが、まずは課題の趣旨を理解したいと思います。

 

   この課題を主人公に提示した際のガネーシャのコメントです。


「誰かに才能を認められることで、自分の人生は変わる。もうこれはえらい変わるで。自信に満ち溢れるし、周囲の視線もも変わる。全身からやる気がみなぎって、それこそ飯食うのも寝るのも忘れて働ける。働くことが今までよりも全然楽しくなる。人生を変える一番強力で手っ取り早い手段はこれや」

 

「自分の才能が他人に判断されるような状況に身をおいてみるんや。それをワシは今、応募って言葉で表してるんやけどな。それでも可能性を感じるところにどんどん応募したらええねん。そこでもし才能認められたら、人生なんてあっちゅう間に変わってまうで。」

 

   つまり要約すると

  1. 自分の才能が評価される環境こそが、やる気や楽しさを増大させる
  2. 才能が評価される環境に身をおくようにする

 

   ということです。

 

   確かに、私が今の職場に比較的満足しているのは、多分、相当の評価をしてもらっていて、仕事に裁量を持たせてもらっていると、私が実感できているからかな?

 

   応募という形ではなくても、さらに評価される環境に身をおくことができるか…。ちょっと自信がありませんが、課題達成に向けて工夫してみたいと思います。

 

   課題も最終段階に入ってきました。今回は「あなたもぜひやってみてください」なんて、無責任には言えませんね…。

 

   でも…もし、あなたの中に引っかかるものがあるなら、自分の気持ちと向き合ってみてください😌

 

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夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

 

人生を変える習慣 27「人の成功をサポートする」

   おはようございます。バレバレです😊

 

   早速、昨日の課題から。

課題26:サービスとして夢を語る

   後輩とクライアント企業を訪問した後、一緒にランチをしたので、 その時、課題を実行してみました。

 

   自分の夢として話すのはちょっと抵抗があったので(副業に厳しい会社なので)、「例えば、こういうサービスがあったら良くない?」「自分たちのスキルも行かせるし、ニーズもあると思う」などと話してみました。具体的にはプチカウンセリングやセミナーなどの設定や発信などです。

 

   すると、後輩も乗り気になって、「自分だったらこうしますね!」「もしかしたら、こういうサービスの方が相談しやすいかも」とか色々とアイデアを話してくれました。

 

   何となくですが、「ガネーシャの狙いはこういうところなのかな?」と思いました。

 

   私の夢の動機は「こういうサービスをしたい」「人に晴れ晴れと生活してほしい」という他者に向かうベクトルがありますが、実は「もっと自分の力や可能性を試してみたい」という自分に向かうベクトルも結構あります。

 

   もし、自分に向かうベクトルで夢を語ったら、後輩からは「凄いですね〜」などの気遣い系の感想を得られるだけで、今日のような話の盛り上がりは無かったんだろうな…と思います。

 

   また、サービスとして夢を語ることで、予想以上に、自分の中に「人に喜んでもらいたい」「笑顔になってもらいたい」といった他者向けのベクトルがしっかりあることに気づきました。

 

   完全に課題達成‼️というレベルではない気がしますが、新たな気づきを深めることはできました😊

 

   ちなみに、同じように課題を達成した主人公に対して、ガネーシャが話した言葉をご紹介します。

 

"自分の夢をかなえることが同時に人の夢をかなえることになれば、みんなが応援してくれるやろ。そういう夢を思い描くためには、人の持ってる欲や人の持ってる夢に注目せなあかん。これからも相手の夢を引き出すような質問をどんどんしていくんやで"

"人がやりたいこと、人が持っている夢、人がどうやったら幸せやと感じるのか、そのことを考え続けていけば、成功なんてすぐそこや"

   それでは、本日の課題です。

課題27 :人の成功をサポートする

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   今回は「人のニーズを満たす」ことに更に踏み込んだ課題です。

 

   これまでは「人を喜ばせる」「人のニーズを先取りする」「サービスとして夢を語る」など、他者に対するアンテナを高める課題が多くありました。

 

   しかし、今回は「人の成功をサポートする」です。成功の主語が他者になっています。

 

   ガネーシャのコメントはこちらです。

"人からして欲しいことを人にしなさい"

 

   かなりシンプルです💦今までで、一番説明が少ないですね。

 

  でも、ガネーシャいわく、これまでの課題をクリアした人であれば、今回の課題のポイントは分かるはず❗️とのことです✨

 

   成功には他者へのベクトル、他人のニーズを満たすことが絶対条件という、ガネーシャの考えが現れている課題だと思います。

 

   趣旨は理解できている(はず!?)なので、今日一日、意識をして取り組んでみたいと思います。

 

   あなたもぜひ、人の成功をサポートすることを心がけてみてください🍀🍀

 

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夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

 

人生を変える習慣26「サービスとして夢を語る」※夢をかなえるゾウ

   おはようございます。ハレバレです😊

 

   それでは前回の課題の振り返りから。

課題25:やらずに後悔していることを今日から始める

   この課題は今までで一番、「人生を変える」の核心に迫っている課題ですよね。こういうきっかけの中で、一歩踏み出せるかどうか…それが試されている気がします。

 

   一度行動してみることで、人生に対する自分自信の受け止め方が変わるというか…、結果や自分の選択に対する納得感が変わってくる気がします。

 

   私は課題を行うにあたって、次のように頭と心を整理しました。

  1. 過去にやっておけば良かったと思うことをを洗い出す
  2. その中で今も胸に引っかかることをピックアップ
  3. それとは別に、これからやってみたい事もピックアップ

 

   私は過去にやっておけば良かった事は4つほど思い浮かびます。でも、それはあくまで個々の例であって、一番大きいのは、過去の自分の生き方(性格?スタンス?考え方?)自体にちょっぴり後悔がある点です。

 

   それは次のような点です。

  •     人の評価や印象ばかり気にしてきた
  •     「やりたい⇄やりたくない」ではなく、「できそう⇄できなさそう」で選んできた
  •     スマートにこなす事を最優先に考えていた(恥をかきたくない気持ち)

 

   といったところです。思い浮かべた4つの事柄も、この考え方に縛られていたから、出来なかったんだと思います。

 

    でも現在は、大分と考え方も行動も変わり、「後悔のない晴れ晴れとした生活を」をモットーにできつつあります。

※この辺りは自己紹介記事で 

 

    例えば、ブログを始めたのも後悔しないための決断の一つです。その他にも、①日頃からアサーティブなコミュニケーションを行い、素直な気持ちを表現する、②マラソンを走る、なども、「後悔したくない!」が原動力です。

※こちらも過去記事に

 

   その視点で言うと、自信はないけどやってみたい事は今後2つあります。今の職場には結構満足しているのですが…2つのことと上手く両立できるか?は不安です…

 

   2つの内容は、大雑把にいうと

  1. ブログの発展
  2. スキルを活かしたプチ副業

    です。

 

   今すぐそれをすることは出来ませんが、今回の課題をきっかけに、それを行うための具体的な準備に入ることとしました😊

 

   結果について、このブログで何れご報告したいと思います✨

   それでは、本日の課題です。

課題26:サービスとして夢を語る

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   見事に課題25と繋がっていますね。さっきは「ブログの発展」「スキルを活かしたプチ副業」の2点を書きましたが…この夢をサービスの観点で語ろう!との課題ですね。

 

   語る先をブログにするか、実際場面にするか、せっかくなので両方にするか…はその時の気分かな😉

 

   今回もガネーシャの言葉は名言なので、ご紹介します。

 

「別に、嘘つく必要はないんやで。自分の夢は自分の夢や。他人にあわせる必要なんて全然あらへん。ええ車乗りたかったらええ車目指して頑張ればええねん。でもな。自分の夢を、もっとでっかくでっかくしてったら、最終的にはみんなを幸せにする夢になるはずなんや。自分の枠に中だけで考えるから、小さい、身勝手な夢になってしまうんよ」
「みんなが、自分の夢を聞くのが楽しいて思えるのが理想的やねん。ぎょうさんの人が聞きたい夢いうんはな、世の中がそれを実現することを望んでいるいうことやろ。そしたらその夢、かなえるのめっちゃ簡単やがな。なんせその夢はみんなが応援してくれる夢なんやから」

 

   自分の夢を「周りも応援したくなるような夢として語ろう」とガネーシャは言います。

 

   また、仕事に対してガネーシャはこうも話します。

 

「『仕事』いうのは、つきつめていけば『作業』ってことなんや」
「仕事に費やす膨大な時間、それはつまり『作業に費やす時間』や。だから仕事はブランドで選ぶと不幸になるんや。その『作業に費やす時間』の喜びを犠牲にすることになるからな」
「せやから、自分が仕事で幸せになりたかったら、自分が一番好きな『作業』を選ばんとあかん。どんだけでも続けられる一番好きな『作業』を仕事にするんや。それが仕事の正しい選び方や」

 

   なるほど…、説得力がありますね。でも、仕事が楽しくなくても、給料や家族との時間、趣味の時間に大きなメリットがあるなら有りですよね😊でも、まあ…楽しい仕事に越したことはないか💦

 

   ちょっと、それましたが、本日の課題は「サービスとして夢を語る」です。単に「これがやりたい」と自分目線で話すのではなく、「他者に何を与えられるか」を含めて語るということがポイントですね。

 

   あなたも、夢を思い描いたり語る時に、サービスの視点を想像してみください。夢の奥行きが増すもしれません✨

 

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夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

 

人生を変える習慣 25「やらずに後悔していることを今日から始める」

   おはようございます。ハレバレです。😊

 

   早速前回の課題の振り返りから。

課題24:プレゼントをして驚かせる

   ちょうど土日に当たっていたので、驚かせる相手は妻にしました。このところ、課題の対象に妻を選んでいるので、妻が喜ぶ機会も増えて、とってもいい傾向です✨

 

   今回は2つのプレゼントをしました。

 

   1つはお出かけの前に、私がスーパーに買いだしに行った時です。ドライブ中のお菓子や飲料を買いに行ったのですが、スーパーの中でGODIVAチョコを発見⁉️

 

   棚の前で悩むこと1分…私の分のお菓子を我慢して、妻へのプレゼントとして奮発することにしました😤

 

   もう1つは、夕方に妻が1週間の買い出しに行っている間、子供と一緒に家の片付けや掃除、洗濯物の取り込みなどを、全部終わらせました😉

 

   微々たるものですが、「少しでも家事の負担が軽くなれば」という思いと、「子どもが手伝ってくれたことが、妻も嬉しいのでは?」との思いで実行しました。

 

   2つとも、とっても喜んでくれたと思います。驚き度合いは、子どもと掃除をした方が大きかったですね。

 

   物のプレゼントも喜んでくれますが、やっぱり家族の暖かみが感じられる行為が一番嬉しいようです。

 

   ガネーシャの狙いは、「サプライズで人を喜ばせる=人の潜在ニーズを満たす」ことを楽しめるようになることです。

   

   今回、私自身も、サプライズをして良かったと思えましたし、時々やってみたいと前向きな気持ちになりました。なので、課題を達成できたと考えます😊

   それでは今回の課題です。

課題25:やらずに後悔していることを今日から始める

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   原作「夢をかなえるゾウ」では、ここから「最終課題」という段階に入ります。最終課題の1つ目が「やらずに後悔していることを今日から始める」なのです🍀

 

   今日まで25個の課題を一つ一つこなしてきましたが、いよいよ終盤ですね…。課題の内容も、人生を変えるための具体的な行動レベルになってきている感じです…。

 

   この課題を提示した際のガネーシャの言葉をご紹介します。ちょっと長いですが、名言です😌

 

"今、自分、でけへん理由ばっかり考えてるやろ。でも、みんなそうやねん。何やかんや理由つけてやらへんねん。『後悔しないように生きろ』この言葉、自分も聞いたことあるやろ。なんでこの言葉、こんなぎょうさん世の中に溢れてるか考えたことあるか?それはやな、みんな自分の人生に後悔したまま死んでいくからや。せやから、こういう言葉が繰り返し言われるんや。もしみんなが後悔のない人生送ってるんやったら、こんな言葉必要あらへんやろ"
"みんな知ってんねん。やりたいことやって後悔せんような人生送ったほうが幸せになれるてな。でもやらへんねん。何でや?それは、今の自分と同じこと考えてるからや。収入。世間体。不安。同じやで。人を縛ってる鎖なんてみんな同じなんや"
"今まで無理やったら、これからも無理や。
変えるならそれは『今』や。『今』何か一歩踏み出さんと。自分それ、やらんまま死んでいくで"

 

   なんか、林修先生にも通じるところがありますね…

 

   私としては「後悔のないように」が人生で最も大切にしたい考え方であり、このブログをスタートして、継続する原動力です。なので、ガネーシャの発言は、かなり重く響きました。

 

    また、ガネーシャは「行動しないと意味がない」ということも、一貫して教えてくれます。

 

   ガネーシャが主人公に話した言葉からもひしひしと伝わってきます。

"もし自分が変われるとしたら、行動して、経験した時や。そん時だけやで"
"自分は今、『座っとる』だけや。この意味、分かるか?確かに自分はこうやってワシの話を聞いとる。でもな、今、自分は何かを学んで、知識を吸収して、成長しとる思てるかもしらんけど、本当はな、成長した気になっとるだけなんや。ええか?知識を頭に入れるだけだは人間は絶対に変われへん。人間が変われるのは、『立って、何かをした時だけ』や"

 

   ああ〜、なんか胸が痛いです…。もやもやとしているところを突かれる感じ。多分、私にとって大事な言葉なんでしょうね😌

 

   夢の形は人それぞれです。「急がば回れ」などの言葉もあります。私の専門領域からいえば、休息とか「やらない判断」も大切です。

 

   それでも、ずっと胸に引っかかるやりたいこと…、諦めようと言い聞かせても消えないこと…、そこにはしっかりと向き合わないと後悔してしまうかも知れません。

 

   今日中に達成!とすると、難しい感じがしますが、「やらずに後悔していることを今日から始める」のステップはしっかりと実行してみたいと思います。

 

   あなたも、やらずに後悔していることがないか…自分の心に向き合ってみてください🍀

 

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【おすすめ!無料画像編集アプリ】スマホでのブログ作成にも大活躍!

 

   おはようございます。ハレバレです😊

 

   昨日、プロフィールアイコンの変更について、記事でご紹介しました。

 

   当初はココナラで依頼したイラストをアイコンに使用することのみを考えていました。

 

   でも、せっかくのイラストなので、もっとたくさん活用したいなと…

 

   そこで、画像編集ソフトを使って、アイコン以外にも活用しよう❗️と試みした。

 

   結果…… 短時間で、3つのお気に入り画像を作成することができました‼️

 

   本日は、私が行った作成方法と、その際に大活躍したおすすめの画像編集アプリについてご紹介します。

 

   スマホでのブログ作成の際に、ぜひ参考にしていただければ幸いです😌

 

 

はじめに

   今回、私がココナラで蒼山しん さんに依頼をして、作成していただいたイラストがこちら。

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   このイラストを使って、3つの画像を作成しました。

① ヘッダー画像

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   これまでのヘッダー画像に、せっかくなので、イラストを挿入しました🍀

② 記事用画像

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   こちらは、記事の最後で、「まとめ」や「挨拶」をする際に使用するために、作成しました。

 

   記事末の挨拶文は、これまで吹き出しを使っていましたが…… 「画像の方が入力が簡単+見栄えも向上」と、メリットだらけです😊

 

   まとめ用画像も、h3の見出しより目立つし、個人的には気に入っています。

おすすめの無料画像編集アプリ

   では、iPhoneで活用できるのおすすめの無料画像編集アプリをご紹介します。

① iPhoneの写真アプリ

   実は標準装備の写真アプリも、結構優れものだと知っていましたか? 

 

   多分、トリミング、フィルター、カラー調整は良く使用していると思います。

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   でも、「マークアップ機能」は意外と知られていなかったりします…

※一番右のメニューらしきボタンからマークアップ機能を選択できます。

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   この画像も「マークアップ機能」を使って作成しています。スクリーンショット+マークアップ機能で、画像の大体の編集はできるんですよ😉

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② 背景透明化

   これはかなり役に立ちます。今回私が依頼したイラストは背景有りでした。アイコンでは必要なのですが、ヘッダー画像などでの活用を考えると、どうしてもイラストの背景が邪魔になってしまいます💦

 

   そんな時に頼りになるのが、背景透明化アプリです。

 

   加工したイラストがこちらです‼️どうですか?ちょっと粗いところもありますが、ちゃんと透明。他の画像との合わせ技ができるようになります。

※背景透明化versionイラスト

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   お陰で、上で紹介したヘッダー画像や記事内画像にも、アイコン用イラストを活用することができました。かなり役立つアプリです✨

背景透明化

背景透明化

handyCloset Inc.無料posted withアプリーチ

 

③ PicsArt

   これはかなり有名な画像編集アプリです。一言でいうと、オールインワン❗️ほぼ全ての機能が揃っています。

 

   特に役に立っているのは、

画像に画像を挿入できること、つまり複数画像の合成

   です。

 

   また、吹き出し、スタンプなども豊富なので、見栄えも鮮やかにできます。

 

   上の記事内画像の作成を例に挙げると、次のような手順です。

  1. 背景となるフリーの画像を用意
  2. アイコンイラストの背景を透明化
  3. PicsArtで1・2を合成
  4. PicsArtで吹き出しなどを編集
 
PicsArt 写真&動画エディター

PicsArt 写真&動画エディター

PicsArt, Inc.無料posted withアプリーチ

 

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   いかがでしたか?たった3つのアプリの紹介ですが、実はこれだけで相当の編集ができてしまうのです。

 

   仕事のある方、学生の方など、日中にパソコンを使えない場合は、スマホでブログ作成ができると、ブログ作成の効率がかなり増します。時間の有効活用にも繋がります😉

 

   ぜひ、画像編集ソフトを使いこなし、「時短+見やすいブログ」を実現してください。(私もまだまだ勉強中ですが…)

 

   少しでもあなたの参考になれば、嬉しいです☺️☺️

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