カフェでくつろぎ中、親子がやってきて……「執着を捨てよう!」
こんにちは。ハレバレです。
以前の記事にも書きましたが、晴れ晴れとした気分を整える上で、「他人や過去への執着」はマイナスに働くことが多々あります。
ちょっとした日常のワンシーンですが、先日、「やっぱり執着はいけないな~」と感じるエピソードがありましたので、お話ししたいと思います。
所要時間は3分くらいでしょうか?お付き合いいただけると嬉しいです。
カフェで寛いでいると
知人との待ち合わせまで、30分程度時間があったので、カフェで寛ぎながらスマホでブログを作成していた時の話です。
私は窓側のカウンター席に座っていて、店内は結構混み合っていました。
窓側のカウンター席は、私の隣が1席空いているだけでした。
私の左隣の席にトレーがおかれたので視線をやると、男性と小学校低学年くらいの女の子の親子が、立っていました。
女の子「席空いてないね~」
パパ「とりあえず、〇〇ちゃんはここに座れば?」
と話をしています。
席を譲った結果!?
私は2人に気付くとすぐに、荷物を手に取り、パパに向かって声をかけました。
私「私はあっちの席に移動するので、よかったらどうぞ」
パパ「あっ、ありがとうございます」
壁側のカウンター席も一つ空きがあったので、窓側の席をパパに譲って、私は移動をしました。
ここまでは全然、普通です。特に何の感情もなく、自然に口や体が動いているレベルです。
ただ、席を移動してみると、私の隣のカップルが結構スペースを広く使っていたので、物理的にも窮屈で、精神的にも肩身が狭い気持ちになりました。また、これは分かっていたのですが、椅子も、背もたれ付きから、丸椅子にグレードダウンしちゃったのです。
『う~ん…ちょっと窮屈になっちゃったなぁ…』と思いつつも、『あの親子は喜んでくれたと思うし、良しとしよう』と、気持ちを切り替えながら親子の方を見た時です……
席を譲ってまだ30秒も立たないうちに、親子は姿を消していました。
「??」と思い、周りを見ると、私の近くのテーブル席が空いたみたいで、そちらに移動をしていたのです。
ネガティブ執着に囚われる私
この時、私の心の中では…… 『え~!あの親子のために譲ったのに…』『隣のカップルのせいで窮屈になっただけじゃん』『こんなことなら席を移動しなければ良かった』『あのパパ、席を変えるときに一言もなしかよ』などなど、ネガティブな言葉が浮かんできます。恥ずかしいくらいカッコ悪いですね。苦笑
するとブログを書くことへの集中も削がれてしまい、今の目の前の時間までネガティブな思考に浸食されていきます。
『あの親子のせいで』とか、『譲らなければ良かった』とか、他人や過去のことに執着してしまっているんですね。
執着を捨てて、晴れ晴れと!
せっかく、待ち合わせまでの時間を、気持ちよく有効活用しようと思っていたのに……このままでは時間がもったいないと思い、『早く執着を捨てて、気持ちを切り替えよう!』とスイッチをいれました。
まず私が心の中で言葉にしたのは
- 席を移動したのは私自身が決めたこと。親子が決めたことじゃない。元々、見返りを期待して行動したわけじゃない。
- 席を譲ったのは、過去のこと。親子が去ったのも過去のこと。今、目の前の現実はすでに進んでいる。
これで、親子や過去に対する執着を捨てます。
次に私が心の中で言葉にしたのは
- 今、私がしたいのは、伸び伸びと集中してブログを書きたいこと。その為にできることに集中しよう。
というものです。
できることは、
- 執着は捨てたのでこのままブログ作成に取り掛かる
- 隣のカップルに「ちょっと詰めてもらえますか?」と頼む
- さっきの席に戻る
の3つだと思ったので、迷わず3を選択し、元々の席に戻りました。
冷静に状況をみると、店内で席を行ったり来たりして、かなり滑稽ですね。笑
でも、その後は、気持ちよくブログ作成に集中することができ、『時間を有効に使えた~!』という満足感とともに、待ち合わせ場所に向かうことができました。
実は集中しすぎて、待ち合わせ時間ギリギリになってしまったのは……ご愛嬌 ということで。(^^ゞ
おわりに
あなたも、ちょっとした何かをきっかけに、ネガティブな執着に囚われてしまうことはありませんか?
今回のエピソードは、記事にするのも恥ずかしいくらいの、本当に日常の一場面を切り取ったものです。
でも、私が考える執着の捨て方や前向きな気持ちへの切り替え方を具体的に伝えたくてご紹介しました。
ここまで読んでくれたあなたに、少しでも参考になる部分があれば幸いです。
本日もありがとうございました。
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