色々と考えてしまい頭の中がごちゃごちゃした時に…シンプルな気持ちにしてくれる言葉
仕事、試験、育児… 色々なことが忙しかったり、責任やプレッシャーが重なると… 頭がごちゃごちゃしてきませんか?
本当にやるべき事なのか?自分にとって有意義なのか?なども考えだすと、焦りもでてきませんか?
今日は頭や心が整わない時に、役立つ伝家の宝刀と言える言葉をご紹介します。
人生はむつかしく解釈するから分からなくなる。
by 武者小路実篤
言葉の意味を考え過ぎると、反対に難しくなってしまいますね。
でも、心のモヤモヤを、全て払ってくれるような力もあります。
武者小路実篤氏は大正、昭和時代の小説家で、「新しき村」という、ご自身の理想を体現する村を起こした人でもあります。
正直、ご本人の活動自体にはあまり関心がありませんが、私なりに解釈した「言葉のサプリ」としてかなり服用しています。
※みずたまりさん が私のブログを「読むサプリ」とコメントしてくれました。とってもいい表現だったので、今後使わせていただきます。
みずたまりさん の紹介。
日々起きる様々な出来事…… それに対して自分が選択する様々な行動…… それらに意味づけをしたくなりませんか?
『これは、きっと何かの役に立っただろう』とか『〜だったから、こうして良かったはず』とか。
自分の行動に意味づけをすることは、ネガティブな執着を断ち切るため、プラス思考に転じるために、有効な方法です。
でも、考えすぎてしんどくなることもありませんか?
後悔しない晴れ晴れ生活を目指しても、当然、失敗したら、落ち込んだり、そういうこともあります。
あんまり難しく考えても、偶発的な事は起きるし、『自分だけが納得できていればいいや〜』と心を楽にしたい……そんな時に、思い浮かべてほしい言葉です。
私自身、結構仕事が忙しくて、プレッシャーもかなりあるのですが……「人生」と大きく捉えれば、仕事、家族、趣味、ブログ etc のたった一つ。「仕事はしんどいものだよ〜」とシンプルに割り切っておく、そんな考え方を持っておこうと思います。
あなたも、頭の中がごちゃごちゃしてきたら、ぜひ、この言葉を心の中で唱えてみてください。
俯瞰できるというか、図太い気持ちになれるかもしれませんよ。
一緒懸命頑張るあなたに「休んでいいんだよ」と伝える言葉
先日、デール・カーネギー氏の言葉をご紹介しました。
その際、行動に移したとしても、休むことにしたとしても、「ただ流されるのではなく、自分で今日を決める」という考え方をお勧めしました。
今日は、「休む」という観点で、それを見事に体現した言葉をご紹介します。
いっしょうけんめい、のんびりしよう
by ドラえもん(野比のび太)
これは…もう…… 説明不要の前向きさです。笑
のび太くんは、ご存知のとおり、常にのんびりしているのですが、より積極的に、のんびり宣言している言葉です。
この言葉には前振りがあって、全文をご紹介すると……
「いつものんびりしてるけど。ママが夜まででかけていると、心の底からのんびりできるんだ。いっしょうけんめい、のんびりしよう。」
と言っています。ママがいないこの瞬間を好機ととらえ、全力でのんびりに専念する!という力強さがありますね。
のんびりだけでなく、ダラダラするとか、ゆっくりするとか、何となく罪悪感を感じたりしませんか?
また、「ちょっとだけ…」とか「家族も遊んでるし…」とか、自分に理由をつけないと、休めない感じがありませんか?
私は職業柄、色々な方と面談をしますが「何かをやる」という目標を立てることよりも、「何かをやらない」という目標を立てるほうが苦手な人がいます。
大体の理由は罪悪感や焦燥感などです。
ちょっと疲れたと感じているあなた、ずっと頑張り続けたいるあなた、気を使っているあなた…… ぜひ、のび太くんのこの言葉を、心で唱えてください。
微笑ましく、前向きに休めることができると思います。
週末に思い浮かべていただくのもオススメです。
人生の中で今日という日を大切に感じられる癒しの言葉
本日ご紹介する言葉はこちらです。
人生とは今日一日のことである
by デール・カーネギー
「人を動かす」の著書でお馴染みのデール・カーネギー氏の名言の一つです。
カーネギー氏の言葉は、社会人、特にリーダーやマネージャーにとって学ぶところが多くあり、私も好きな言葉がいくつもあります。
その中でも、この言葉は、学生、職業人、主婦の方など、全ての人にあてはまります。
これまでも、当ブログでは「今、目の前のことに集中する」「後悔しない1日を送る」などのメッセージを記事にしています。
中でもカーネギー氏の言葉は、一層「今日」を意識させる力強さがあります。
「人生=今日」とすることで、先の不安や、過去への執着よりも、「今日できることを考えよう」「やりたいことやろう」という意識が呼び起こされます。
先送りしてきたことを行動に移す力 も湧いてくるかもしれません。
でも…… ゆっくり休む日もやっぱり大切です。
決して、『今日を無駄にしてはいけない!』 と無理に追い込むのではなく、ゆっくり休むことも含めて、自分で選択した時間を過ごしていただければと思います。
行動に移したとしても、休むことにしたとしても、「ただ流されるのではなく、自分で今日することを決める」ことが大切です。
あなたもぜひ、この言葉を心の中で唱えてみてください。
きっと、これからの今日一日に、深みや広がりを感じることができます。
人の評価や意見に一喜一憂してしまう時… 落ち着ける言葉
あなたは、他人の目や人の評価で気分が浮き沈みすることはありますか?
人に認めてもらったり、許してもらえないと不安になったり、落ち込んだりしてしまうことはありませんか?
確かに、他人の評価は大切です。仕事では会社やユーザーの評価を得ることが最も大切です。
でも、他人の評価や意見で一喜一憂するのは、心がしんどいですし、他人に依存的になってしまう可能性もあります。
今日は他人に依存せず、自分で自分を力づける言葉をご紹介します。
自分の機嫌は自分でとって。人にとってもらおうとしない。
by みやぞん
ご存知のとおり、みやぞんさんは、超売れっ子のお笑い芸人です。
芸術や運動など、多才な方で、何より、その明るい、裏表のない人柄が人気の理由だと思っています。過去の24時間テレビでは、過酷なトライアスロンにもチャレンジしていました。
この言葉は、日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ」での発言です。
状況としては、次のとおりです。
- インドの北東部にある、常に虹のかかっている滝を目指すロケ
- 滝のある村まで11日かけて何とか到着(すでに疲労困憊のはず)
- 目的地の滝を見るために、最後に6千段の階段が立ちはだかる
そんな中、みやぞんさんは「まだまだ登れる幸せ!」と前向きな言葉を話します。泣き言や非難などのネガティブな言葉を全く言わないのです。
そして、放たれた一言が……「自分の機嫌は自分でとって。人にとってもらおうとしない。ツイてるぞ!幸せだな!」
みやぞんさんの意図とはズレてしまうかもしれませんが、「人に機嫌をとってもらう」というのは、具体的に言えば、「他者に称賛してもらう」「他者に慰めてもらう」「何か報酬をもらう」などです。
これらに期待したり、依存しすぎてしまうと、他者が自分の思いや願いのとおりに接してくれなかった時…… きっと、悲しみ、不安、怒り、焦り、等のネガティブな気持ちになってしまいます。
『君はなんで~と言ってくれないんだ』とか、『こんなことなら、何もしなければ良かった』など、他人や過去に執着してしまうのです。
禅には「見返りを求めるな」といった教えがあります。見返りを求めてしまうと、その通りにならなかった時に、自分自身の行動を後悔したり、ネガティブな感情に執着してしまうからです。
みやぞんさんの言葉は、他人や状況がどうあれ、『自分自身が納得できることをしよう』『自分で自分を褒めたいと思うことを堂々と行おう』、そして『自分で頑張ったと思えるなら、自分で自分をしっかり労ってやろう』と、とっても爽やかな、晴れ晴れとした気持ちを感じさせます。
ぜひ、辛い時期、人の評価に過敏になっている時期に、ぜひその言葉を思い浮かべてみてください。あなたの頑張りを、あなた自身で労ってあげて、機嫌とってあげてください。
人との出会いや別れを大切に感じられる言葉
卒業、上京、転校、転勤、引越、退職… 人生において、出会った人との別れのタイミングは何度かあります。
今日は出会いや、別れを大切に感じられる言葉をご紹介します。
別れることがなければ、めぐり逢うこともできない。
by 西洋のことわざ
もう、そのままの意味ですね。
出会いがあって、別れがある。別れがあって、出会いがある……
そうやって、私たちは繋がっていくんだな〜と、寂しくもあり、優しくもある言葉です。
日本にも「一期一会」という、ことわざがありますよね。
こちらも、今、目の前にある出会いの一瞬一瞬を大切にしよう……という温かい、でも切ない気持ちになれる素敵な言葉です。
あなたにも、近々お別れする人がいるなら、ぜひこの言葉を心の中で唱えてみてください。
きっと、今という時間を、より大切にできると思います。
後悔がないよう、晴れ晴れと過ごしましょう。
過去の後悔や未来への悲観を消して「今」に気持ちを向ける言葉
好きなことや楽しいことをしていても、何か不安や心配事があると、それが頭から離れないことってありませんか?
また、色々と準備を進めても、「失敗したらどうしよう?」「周りにどう思われるだろうか?」などという、ネガティヴな思考にとらわれることはありませんか?
そんなネガティヴ思考を和らげてくれる言葉をご紹介します。
楽観的であれ。過去を悔やむのではなく、未来を不安視するのでもなく、今現在の「ここ」だけを見るのだ。
by アルフレッド・アドラー
アドラーは、「アドラー心理学 嫌われる勇気」でお馴染みの、個人心理学の提唱者です。アドラー心理学については、ドラマでも取り上げられましたね。
アドラーがいう「楽観的」というのは脳天気とは異なります。
何でもかんでもポジティブに捉えたり、状況をしっかり理解せず準備もしない人、何となく「大丈夫だよ〜」という人は「楽天的」とされています。
「楽観的」とは、
- 状況や自分の気持ち(悲観なども含むて)を理解した上で、やるべきことをやる
- やるべきことをやったら、結果についてはあれこれ考えない。「やるべきことはやったから、後は神のみぞ知るだな」などと楽に考える。(他者の評価などは自分がコントロールできることでないため気にしない。)
- 今、未来に向けて出来ることに集中する
というニュアンスです。
「他人がどうこうとか」「〜になったらどうしよう」という、自分がどうにもできない事を考えるのではなく、「私は〜と感じている」「だから〜をやってみる」と、自分が今できることを重視しているところがポイントです。
仕事、子育て、健康… 日々の生活の中には、不安になったり、過去を後悔することが多々あります。
ネガティブな思考が頭から離れないとき、ぜひ、心の中でこの言葉を声に出してみてください。きっと気持ちが楽になります。
さらに、今出来る目の前のことに集中するスイッチが入るはずです。できる限りのことはやりきって、その上で、「やれることはやった」と… 楽観的に受け止めていきましょう。
先日ご紹介したドラえもんの「いっぺんくらい本気で悩んでみろ!!」と、重ねるのも良いかもしれません。ネガティブな悩み方から、今できることを一生懸命考える悩み方に変えていける気がします。
今日もご覧くださってありがとうございます。良い一日をお過ごしください✨
真剣に悩んだり、考え抜くことが大切だと気づかせてくれる言葉
あなたは何かに真剣に悩んだことはありますか?1つのことを考え抜いたことはありますか?
本日は国民的人気キャラクターの名言をご紹介します。
「いっぺんでいいから本気で悩んでみろ!!」
by ドラえもん
私の愛読書の一つ「ドラことば 心に響くドラえもん名言集(小学館,藤子プロ)」の中でも、特に好きな言葉の一つです。
のび太君が悩んでドラえもんに相談した際に、ドラえもんから放たれたまさかの一言!
さらに「自分というものをしっかりみつめろ。悩んで悩んで悩みぬくのだ。そうすれば…、そこに新しい道がひらけるだろう」と畳みかけます。
当ブログ「晴れ晴れ生活のつくりかた」では、様々な記事でネガティブ思考の悪循環を転換する方法について、言及してきました。
悩みに悩んでも答えはでず、心がすり減ってしまう事態は多々ありますので……
しかし、ネガティブ思考を断ち切ることと、思考を放棄することは違います。ドラえもんの言葉は、簡単に投げ出すような甘えや他者への依存について、注意を促してくれています。
また、この言葉が素晴らしいのは「自分というものをしっかり見つめろ」と続くところです。つまり、なぜ悩むのか?も含めて、自分自身に向き合あうよう投げかけているのです。
私はどちらかというと、考えたり行動しすぎて疲弊するタイプなので、お説教系よりも癒し系や励まし系の言葉が好きなのですが、この言葉は特別です。
あなたもぜひ、何かを投げ出しそうな時、この言葉を思い浮かべてみてください。もう少し頑張ろうと思えるかもしれません。
また、何かに悩む時、言葉を思い浮かべてみてください。なぜ自分は悩むのか?と、客観的に自分を見つめる視点を与えてくれると思います。
他人の顔色が気になり、決断できない時…勇気づけてくれる言葉
あなたは何かを決断したり、行動に移すことが得意ですか?それとも苦手ですか?
苦手だと思ったあなた… 何かを決める時、行動する時に、自分の気持ちだけで実行できれば悩みは少ないですよね?
確かに、他人の意見や思いを尊重することは大切です。でも、他人の顔色を気にしすぎてしまうあまり、自分の気持ちを押さえ込んでしまうのなら… ストレスの増加や自信の低下を招いてしまいます。
今日は他人の顔色が心配な時に、勇気付けてくれる言葉をご紹介します。
あなたの心が正しいと思うことをしなさい。どっちにしたって批判されるのだから。
by エレノア・ルーズベルト
アメリカ第32代大統領、フランクリン・ルーズベルト夫人で、米国の国連代表者。世界人権宣言の起草者としても、有名な方の言葉です。
人の気持ちや心はコントロールできない、他人をすべて自分の思い通りに動かすことはできないという、人間関係の本質をついている言葉だと理解しています。
自己紹介記事に書いた通り、以前の私は、人の評価や気持ちに応えようとするあまり、自分の正直な思いを抑えて、周囲が喜ぶような決断をしてきました。
しかし、その決断が、私も周囲も望まないことになったことがあり……残ったのは、悲しみ、落ち込み、そして、二度と戻れない後悔といった感情でした……。
このようなケースは私だけに限らず、あなたにもあるかもしれません。
その経験を経て、現在は
- 迷った時、悩んだ時は自分が納得できる事をしよう
- 人に批判されても他人のせいにせず「私は〜と思って行動した」と胸を張って言えるようになろう
という考え方が大切だと思っています。
この言葉は「正しいことをしなさい」ではなく「あなたの心が正しいと思うことをしなさい」と語りかけてくるところが、素晴らしいところです。
関係者全員にとって正しいことなんて、考えてもキリがありません。絶対的な正しさではなく、あなた自身が正しいと思うことを選ぶのが、後悔のない方法なのです。
あなたの心に余裕がない時、自信がない時に何かの判断や決断をする場合、他人の顔色が強く気になってしまうと思います。
そんな時はぜひ心の中でこの言葉を声にしてみてください。
きっとあなたに決断する勇気を与えてくれる…背中を押してくれるでしょう。
気持ちが楽になる癒しの言葉「明日は明日の風が吹く」
辛い事、悲しい事があって、明日を悲観することはありませんか?
大きな失敗をしてしまった時、やり直したいと思ったことはありせんか?
人を悲しませてしまって、後悔したことはありませんか?
どんにに努力を重ねても、失敗するんじゃないか…と明日が不安になることはありませんか?
そんな時に…心が楽になれる言葉をご紹介します。
明日は明日の風が吹く
by ことわざ
ことわざですが、映画「風と共に去りぬ」のヒロイン、スカーレット・オハラの最後の台詞としても有名ですね。
以下のような意味で使用されます。
- 先のことを考えて悲観しても仕方がない
- 今日が辛い日でも明日はいい日になる
- 明日が今日と同じような日になるとは限らない
- 過去を悔やんでも意味がない
気持ちを楽にしたい時に効果がある言葉
ことわざの意味の通り、「明日に向けて悲観しても仕方がない」と気持ちを楽にしてくれる言葉です。心の中で唱えると、次のような効果があります。
『何とかなるさ~』といい意味で諦めることができる
今日は今日、明日は明日と、今を生きることを大切さを噛みしめることができる
『明日いいことがあるかもしれない』という希望も持てる
反対に、『今日が良くても明日は違うかも?』という冷静さを保つことができる
あなたも心の中で、この言葉をぜひ声に出してみてください。言葉にすると、きっと余計な力が抜けて、ホッとする効果を感じるでしょう。